ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

自信の無さ 自己否定はどこからくるのか

前回のブログから またまた1か月が経ってしまいました

書くことがまとまらないというか

新たに書くほどのことではないというか

自分自身の進歩がないというか

 

私は仕事工房ポポロのZOOM居場所に参加したり

親の会や家族会に参加したりして

私の体験の話や想いをお伝えしてきました

 

そんな中 

ZOOM居場所の司会をしたり若者の会にもいつも参加していたSちゃんが

調子を崩して 作業所を辞め 居場所にも参加しなくなりました

でも 個人的には動いているし 私とランチもしたし

今はこのペースでいいのだと私はあまり心配はしていません

 

退院してもあまり調子が上がらなかったTちゃんも

ZOOM居場所に参加できるようになり

LINEでちょっと連絡を取り合ったのに 再び入院

自分から入院したということなので きっと早く出てくるでしょう

 

ZOOM居場所でさえ怖くて参加できなかったNちゃん

個人的に電話で話すことができて

始めのうちは 暗い悩みの話ばかりでしたが

今は好きなこと 趣味の話をどんどんしてくれます

でもまだ大勢が参加するZOOM居場所は怖いのです

 

一方 ポポロのふれあいスペースには

新しい方が 数人参加されるようになりました

仲間が欲しい 何かやってみたい

いいことですよね

 

そんなことで いつも親の会ばかりでなく

若者の会にも参加してみようかと思いました(11月・12月)

 

そこでよく話題に上るのが 自信の無さや自己否定なのです

 

何でも どんな些細なことでも やったことを褒める「褒め日記」を

私はよく勧めます 

自分を自分で褒める 今日〇〇をしたよ

自分もできることがあるよと

それが 少しずつ自己肯定に繋がっていくと

 

Mさんが「私、できることが何もない。」と言うので

「ZOOM居場所の参加者を記録してくれてるじゃない?

 まとめも送ってくれてるよね。」と言うと、

「そんなこと誰だってできることでしょ。」

と、また自己否定の答えが返ってくるのです。

「いや、Mさんだから 周囲の様子を見てそれができるんだよ。」

というと

「そうかなあ。」

 

自己否定はどこから来ているのか

 

「いじめられた」経験

いじめだけでなく 人間関係が上手くいかない人も

人から否定されてきたので 

自分はダメな人間だ価値がない人間だと思ってしまう

 

「親や家族の期待に応えられなかった」経験

期待に応えようと頑張ってきたのに 

それができなかった 挫折した 自分にはその力がないのだと

期待に応える能力が自分にはないのだという

 

「学校や社会に合わせることができなかった」経験

みんなに合わせられない 合わせることに違和感を感じる

合わせる能力がないと思う

こうあるべきという社会常識から外れてしまった経験

これでは人として生きていけない

 

こういう経験があると

不登校やひきこもりになりやすい

そして ひきこもってしまった自分に対して

ますます自己否定をする

だから

ご本人だけが悪いわけではない

環境の中で人間は育つので

仕方がないことだったと私は思う

 

周囲から言われて

社会に戻ろうとしても

人が怖くて一歩が踏み出せない

コミュニケーションをどうとったらいいのかが分からない

 

周囲はそれを理解できず「甘えだ」と責め立てる

 

できない自分を また自己否定してしまう

負のスパイラル

 

だからこそ 外からの風が必要

あなたが経験してきたことが全てではないよ

世の中には色々な考え方の人がいるよ

一つの価値観だけで判断する必要はないよ

あなたは あなたのままでいいんだよ

 

居場所で 自分を出していいんだよ

困ったときは頼んでいいんだよ

それを受け止める仲間でいようよ

お互いさまでやっていこうよ

ありがとうを言い合える場にしていこうよ

 

みんながあったかい居場所に

私はしていきたいな

私はそれをお手伝いしたいな

 

f:id:sunnykm-aktm-1422:20211228231130j:plain