ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

ポポロ家族 繋がった嬉しさ

 

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.15 

 

3月15日(日) 午前中の波動の実験から 午後からはポポロ家族。

ここで、とっても嬉しいことがあったのです。

 

久しぶりに家族会に西濃の方から参加された方が 

お友だちを連れていらっしゃいました。

私が2月から参加した「不登校・学びネットワーク東海」の会員さんで

私が自己紹介でblogを書いていることを載せたのですが

blogに興味をもって下さり 読んで下さっていたのです。

そして、blogをお友だちにも紹介して下さったのです。

私の体験談に勇気をもらうことができたと

遠くから会いに来て下さったのです。

親の立場で書いてあるものは少ないので

共感するところがたくさんあり

子どもの気持ちにも触れてあるので参考になったと言って下さいました。

 

もう一方 こちらは中濃から

東濃の家族会に参加して下さった方です。

「えんたくん」のグループで 息子と同じテーブルになり

次に 私とも同じグループになった方でした。

息子の話がとても参考になった

そして、お母さんの話も聞くことができて良かったと言って

こちらも遠くから 会いに来て下さったのです。

 

今、悩んでいらっしゃる方のお手伝いがしたいと

このblogを2年前に立ち上げ、ポポロにも参加するようになった私。

私の思いが ちょっと伝わったのだなあと嬉しくなりました。

遠くからわざわざ足を運んで下さった3人の方に 感謝です。

これからも 一緒に歩んでいけたらと思います。

 

もう一つ嬉しかったのは ポポロのスタッフの〇〇さんのお話。

 

今、社会で問題になっているのは ひきこもりの高齢化

不登校からひきこもったというのではなく

社会に出てから 

リストラにあったとか(リーマンショック

就職氷河期で思うような仕事に就けなかったとか

ブラック企業や人間関係で 身体を壊して仕事を辞めたとか

親の介護のために 仕事を辞めたとか

本当は 仕事をしたいのに今の社会では仕事に就けず

人間不信・自己否定に陥り そのまま ひきこもってしまったということで

本人の性格とか怠けとかで片付く問題ではなく

社会全体で考えていかなければならない問題になっているのです。

 

〇〇さんもそんなお一人だったのです。

私は〇〇さんを寡黙な方だと思っていましたが、

今回、初めて〇〇さんがご自分のことを語って下さいました。

仕事がなくなってから 人間不信になり ひきこもり。

心配した親御さんが中川さんに相談したものの

尋ねて行った中川さんに対して怒鳴ったのだそうです。

それでも諦めず 中川さんは繋がりをもち

居場所を紹介したのだそうです。

その居場所でお手伝いをしながら

自分は必要とされていると思うことができたのだそうです。

(〇〇さんは 何か所かの居場所を掛け持ちし 色々仕事をしています。

 この春から 新たなことにも挑戦するそうです。)

 

「繋がり」 「居場所」 本当に大切だと思います。

居場所に行く目的は何か 

就労支援のための居場所が多いのですが

人間不信 自己肯定感が低くなった人が 簡単に就労とはいかないのです。

 

いや 目的なんていらないのです。中川さんもそう言われます。

一人で自分のことを見つめる期間も大切ですけれど

一人で考えていると 他人に対する恨みばかりが募り

それを過ぎると 仕事に就けない自分 社会に出ていけない自分を責め

自分の欠点ばかりをみて 自己否定に陥ってしまいます。

新しい風を入れることが必要なのです。

 

居場所にいて ただぼうっとしていていいのです。

みんなの動きを見ているだけでも

みんなの会話を聞いているだけでも

自分が好きな本を読んだり ゲームをしたり

好きなことをしていていいのです。

声をかけてくれた誰かと話をしたければする 嫌なら黙っていてもいいのです。

始めはそんなものです。

 

息子も 始めはそんなものでした。

でも、息子の場合は お喋りなので

やたら元気に喋っていたそうです。(カウンセラーの桝田先生の話)

そして、帰るとぐた~っと疲れてしまう。

でも、そのうちに友だちもでき 元気になっていったのです。

 

人それぞれ 居場所での過ごし方は違っていていいと思うのです。

居場所で安心感を得て

人と繋がることで 自分に新しい風を入れて

自分が自分でいいことを感じていくことができる

まずは そんなことでいいと思うのです。

 

青年たちだけでなく

親も家族会が居場所になり 繋がっていくことが大切だと思います。

〇〇さんも親の繋がりから 始まりました。

我が家も親が息子をカウンセリングと居場所に繋げました。

社会不信 人間不信に陥っている本人から繋がっていくことは 難しいです。

 

かなりの長文になりました。読みづらくてごめんなさい。