ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

不登校 ひきこもりは権利

 

今まで 息子の不登校・ひきこもりから脱出まで 

息子とのことを思い出すままに書いてきました。

また、自分が勉強してきたことや 

生活の中で感じたことなども書いてきました。

 

これからは

私が体験してきたことと勉強してきたことから得たことを

ちょっとまとめて書いていきたいと思います。

題して 不登校・ひきこもりで いいんだよ

今回は そのNO.1 不登校 ひきこもりは権利 

 

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なんで、不登校・ひきこもりでいいの?

学校へ行くのは当たり前で それができないのは だめなことでしょ?

学校へ行かなくては 将来どうなるの? 仕事に就けないでしょ?

親ならみんな 思いますよね。

まして、朝起きずに 昼頃起きてゴロゴロ ダラダラし

夜中にはゲームばかりしている姿を見れば

サボっている 怠けている 

何とかしなければ 学校へ行かせなければと思ってしまいます。

 

いじめ等で 子どもさんが親に訴えた場合なら

不登校の理由も分かり 学校へ親が相談することもできます。

 

でも、親からみたら原因が分からないことが多いのです。

 

我が家の場合は 教育虐待ということが分かっていましたが

それでも

「起きなさい!行きなさい!」

と、息子を起こそうとしたり学校へ行かせようとしたり

担任の先生や友だちの訪問で行こうと思ってくれるのではと

淡い期待をもったりしていました。

不登校でいいんだ」とはなかなか思えませんでした。

 

親が 社会常識 当たり前の世界から抜け出せなかったり

周囲からどう思われるかという世間体から抜け出せなかったりするのですよね。

 

親が 不登校している本人の辛さを考えるのではなく

親の世間常識で考えている。

 

子どもだって 本当は 仲間と楽しく遊びたい 学習したい

でも、それができない自分が情けない

学校へ行っていても 楽しくないどころか辛くなってしまう

このまま行き続けたら 自分の心も身体も壊れてしまう

 

息子も 自律神経失調症 過敏性腸炎になり

学校へ行ける状態ではなくなっていたのです。

それでも、私は病院へ連れて行き 何とか行かせようとしました。

息子も 何とか行こうとしていました。

しかし、ある日 「緊張の糸がプツンと切れた」と感じ(息子の後日談です。)

完全に不登校になったのです。

 

これは 「これ以上は無理」という息子のSOS

息子が自分自身を守ったということです。

 

不登校を選んでくれて良かったのです。

無理に行き続けて 心を病み 命を絶つということを選ばなかったのです。

 

子どもは学校教育を受ける権利はあるけれど

学校教育を受けなければならないという義務はない

反対に 休養回復が必要なとき 学校に行かないという権利もある

親は学校教育を受けたいという子どもの権利を妨げてはならない

(これが義務教育の本来の意味)

休養回復が必要な子どもを無理矢理学校へ行かせる義務はない

 

親の「こうあるべき」という視線ではなく

あくまでも 

学校で何か辛い思いを抱えている子どもの視線で

考えていきたいですね。

不登校 ひきこもりは 

自分自身を守る手段・権利なのです。

 

次回は 「どうして・・・?」について書こうと思います。