ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

べんぽすた親の会 3月例会

 

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.13 

 

3月8日(日)午前中は 風の便りを書くボランティア

午後からは 親の会に参加しました。

 

風の便りは 不登校やひきこもりで外部との繋がりが少なくなった方に

例え 1月に1回でも 手紙でも

「繋がりつづける」ことを大切にしているポポロの実践です。

 

10代から60代のご本人 そしてご家族

受け取って下さる方のことを 思い浮かべながら書いています。

季節の移ろいで感じていること 

今、話題になっていること

自分の体験から 焦らなくて大丈夫 などなど

少しでも読んで下さるといいなあと思いながら書いています。

 

中には、お返事を下さる方もいて

繋がることを必要とされているんだ 楽しみに待っていて下さるんだと

このボランティアがあるときは 参加したいと思っています。

 

今日は、4人で書いていましたが、

気づくと もう1時過ぎでした。

書くことに集中していますし、

スタッフのKさんが撮られた桜の写真のはがきの話で盛り上がってもいました。

 

親の会は1時半から、今日はどなたもいらっしゃらないのかと思っていると

先月も参加されたご夫婦がいらっしゃいました。

そして、お母さんが後からお一人。

参加が少なかったのは、お天気のせいか 臨時休校のせいか・・・

 

臨時休校で 不登校の子はちょっと気持ちが楽になっているかな

と、中川さん。

確かに、周囲の目を気にすることは減りますよね。

でも、安心して親がうっかりしたことを言うとすぐに機嫌が悪くなる。

分かってはいるけれど、やっぱり学校へ行って欲しいと 心の奥では思っている。

と、奥さん。

 

そうですよね。不登校を始めたころは 親ならだれでもそう思う。

私も割り切れたのは、

中学がダメで、高校もすぐダメになって、完全にダメだと分かってから。

でも、息子に言わせると 「学校にこだわっていたじゃないか。」

心の中では どこかにあったことを 息子は見抜いていた。

息子自身が学校にこだわっていて 8年間も定時制高校に籍をおいていたけれど

親が割り切れていなかったからかな。

 

その反面、息子も「所属」がなくなることに不安を感じていた。

定時制高校生だ」「予備校生だ」「司法試験受験生だ」これも立派な「所属」で

何も肩書がなくなることに息子自身も不安を感じていた。

 

「学校に行かない」と選択する子は 本当に勇気のある強い子だと思う。

無所属の経験 とても価値がある。

自分でどのように進んでいくのか 多様な生き方を選択できる。

親が 学校へ行っているあなたも

      行っていないあなたも 

   あなたに変わりない。いいよ。好きだよ。と言ってあげられるか。 

 

子ども自身が 不登校したことを 無所属でいることを肯定して

その先の生き方を 自信をもって考えていくことができるようになるか

それは 親が いかに早く 腹をくくれるか

経験者の私としては 皆さんに伝えたいことです。

 

確かに 親は子どもより早く死ぬ

OSD(親が 死んだら どうしよう)

と、心配してしまいます。

心配することが 子どもを信頼していないので かえって長引かせます。

私の夫もそうでした。

それを夫が口にしたとき、息子はすごい勢いで怒りました。 

 

親が考えるより、自分のことを一番考えているのは 子ども自身です。

親が子どものことを認め信頼して 

子ども自身にも これでいいんだと思わせてあげることだと思うのです。

OSD(親が 死んでも 大丈夫)

にしていくことが大切だと思います。

 

中川さんのお話で

「繋がり」をたくさんつくっておくことも大事なことだと分かりました。

親になにかあっても 他の人が助けてくれる。

それは、子ども自身の繋がりでも

親が繋がっていることでもいい。

確かに、親が繋がっていての例を私は知っています。

 

ポポロが大切にしている 風の便りの活動もここにあるのですね。

 

他にも話はありましたが 長くなってしまったので 今日はここまでにします。

 長文にお付き合いいただき ありがとうございました。