ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

べんぽすた 親の会

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.12

 

昨日11日(火)祝日は仕事工房「ポポロ」へ

 

午前中は 風の便り(不登校やひきこもりの若者へはがきを書く)のボランティア。

午後からは べんぽすた不登校親の会に参加。

 

現在、お子さんが不登校で悩んでいらっしゃるご夫婦。

不登校ではあるけれど、今は理解して温かく見守っている 

   ご夫婦、お母さ二人、お父さん一人。

不登校・ひきこもりから脱出した息子をもつ私。

そして、いろいろ経験し、心理について学んでいる方 の計9人

昨日は 多くの参加者がありました。

勿論主催者のポポロ中川さんも。

 

皆さんのご家庭の現在の様子を話し

今、悩んでいることに対し

先輩のご家族からは それを乗り越えた経験 乗り越え方の話があり

お互いが分かりあい サポートしあえるいい空間です。

 

不登校・ひきこもりについては まだまだ周囲の理解が低く

公共支援機関でさえも 十分な支援はしてくれないことが多いです。

友人や親せきなどからは アドバイスをしてくれているつもりでも

不適切な話もあります。

社会常識にはとらわれない広い考え方が必要な社会ですから。

 

親の会では 経験者から学ぶこともできますし、

中川さんのように長年支援に携わり 適切なお話をして下さる方もいます。

 

不登校・ひきこもりの方は 今も増え続けています。

昔は 親の育て方が・・・と言われてきましたが

これだけ増えているというのは 親の育て方で片付けられる問題ではありません。

 

子どもたちが居辛い 学校 友人関係(いじめを含む)

学校は大人社会が決め、指導しているもの。

親も学校の在り方に振り回されているのです。

社会全体の問題だと思うのです。

 

今回話題に上ったことを紹介します(私が気になったこと、いいなあと思ったこと)

 

子どもがいろいろ要求してきて大変

 ・親を試しているのでは? 自分のことをちゃんと考え どんな自分でも受け入れて

  くれるのか。

 ・大変だけど何でも受け入れていると 次第に要求は減ってくる

 ・金額が高く大変なときは 気持ちは受け入れ家計では限界があることを話す

 ・要求があるうちはいい。欲求が枯渇したときのほうが怖い

   諦めてしまったとき 意欲がなくなってきたとき

 ・何も要求しないときは、2択・3択などで 選びやすくするのもいいのでは?

 ・外への関心を引き出すように おもしろいものを紹介していく。

 ・夜ドライブなどに誘ってみる。親子だけの空間の心地よさ

  同じ方向を見ている心地よさ

 

せっかく不登校を選んだのだから 自由な時間を無駄にしない

 ・学校に戻そうとする必要はない

  戻そうとしても子どもは簡単には動けない。

  簡単に戻れるくらいなら不登校を選ばない。

 ・自分の好きなこと、関心があることを学ぶことができる。

 ・自分で選んで将来を決めた子が多くいる。

 ・学校へ行っている子の親は 点数ばかりをみている。

  不登校の子の親は その子の生き方を見ることができる。

 

勉強? 「勉めて強いる」と書く

 ・本来の学びは 自分の知りたいこと 学びたいことを追求し

  楽しいことのはず。

 

学校 皆が同じ方向をみて 同じ歩調で歩むことをよしとされている

 (今、大人になって思うと)

 ・学校の方針に合わせること、皆に合わせること 従うことが良いと

  子どものころは思っていた。何も考えず過ごしてしまった。

 ・考え方 心が麻痺してしまっていたのではないか。

  自分で何をしたらいいのか 分からなくなって 考えていなかった。

 

子どもが不登校・ひきこもりになったお陰で

親たちはいろいろ学び気づかせてもらっています。

感謝です。

中には、不登校がもとで 家庭が崩壊してしまった方もありますが、

真剣に子どもさんと向き合えば

家族は再生できます。より固い絆で結ばれます。

 

不登校 ひきこもりの子は 宝の子です