ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

親子の絆カウンセリンググループワーク 2019年後期の始まり

 

息子は仕事に就くことができましたが

それからの報告を桝田先生にするためにと

更なる親の勉強のために参加しました。

 

桝田先生親子の本の反響が大きく

カウンセリングの問い合わせが多くあるそうです。

遠方であったり 金銭面のことがあったりで 

なかなかその後続くのは 難しいようです。

それでも今日は 新しい方が2名参加されていました。

 

 

今日の桝田先生の冒頭のお話

 

心理学をやっていると それで若者を救えると思い支援していた。

確かに成果はでたように思えたが そのほとんどがぶり返した。

13年やってきて 間違いに気づいた。

一緒にいると元気になり引き出すことができた。でもぶり返す。

ぶり返すのも回復の経過に入っている。

本人を直すのではなく 親に本人の問題をサポートする力をつけてもらう。

親が取り組んでくれると、本人たちも無理に動かなくなる。

動き出すと 体力・気力がいるので 無理しないようにブレーキをかける

そして徐々に親への安心感 信頼感をもっていく

しっかりと 安心感 信頼感をもって 親の中に入れたとき

高熱39度から40度の熱を出す(大人の知恵熱と呼んでいる)ことが多い。

それが1日から1日半続く。 

そして、動き出せるようになる。

 

本人を 外に出そうとしたり 就労支援に向けられたりすると 負担は大きくなる。

ひきこもりについての第一人者であった 斉藤環先生も 最近では

就労 再登校を目的にするのは止めようと言われるようになった。

 

親子が一緒に住んでいなくても

子どもが神経症などになっていても

子どもの感知能力 察知能力は高い

送金や 電話 メールなどのやりとりで親の変化は感じ取る

何で親が変わってきたのかと考える

親が自分のために勉強していると喜ぶ子もあるけれど

それを自分のせいだと負担に感じてしまう子もある

そこのところは 子どもさんの様子をみて

「親子心理の勉強」をしているなど 子どもさんの負担にならないように

親も勉強していることを話すのもよい。

 

 

その後 それぞれの最近の子どもの様子や家庭の様子を話していきました。

 

印象に残ったお話は

桝田先生の本を何度も読んでいくうちに 

子どもに話すとき緊張していた方が 心が軽くなって自然に話ができるようになり、

その結果 子どもさんからの話も多くなったということでした。

 

その後の面接の時 嬉しかったことがありました。

夫と息子が 息子の仕事のことで話ができたということです。

昨夜は 私は実母の家にいましたので、それを知らなかったのです。

息子は今まで 夫が面倒くさがって話を聴いてくれないからと

夫に話すことはほとんどなかったのです。

夫は息子に仕事について自分から聴いて 息子もそれに答えたようです。

今、息子は自分の仕事に誇りをもっていますし

大変さを感じていることもあります。

それを夫が分かろうとしてくれたということです。

 

息子はまだまだ乗り越えなくてはならないことに出会うでしょうが

きっと上手くいくだろうと確信が強まった私でした。

夫の変化が私の確信を強めたのです。