ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

息子の大学院生活 その4

 

息子のひきこもり脱出記 NO.31

 

大学院の勉強と 司法試験の受験勉強との両立

これは 誰でも行うことなのだが

うつ状態の息子には 難しい。

普通、うつ病が重くなればでは どちらもできない。

まだ、大学院に通うことができたのだから良しとしなければならない。

 

そこで、息子が言ったことは

まず、卒業することを考えて 司法試験に向けての勉強はしない。

 

私は、それでいいと思うという話をした。

それで、大学院は無事卒業することができた。

 

一方彼女は、家庭のことでストレスを抱えながら

それを上手に発散させて

司法試験に一発合格した。

法律についてのセンスがあるのだろうし、集中力は凄いのだろう。

 

彼女は 大学時代から奨学金を借りていたので、

アルバイトをしたいという名目をつくり 司法修習を1年延ばした。

息子が司法試験を受けるのを待つという意味もあった。

そして、うつが酷くなるくらいなら、司法試験は受けなくていい。

他の仕事でもいいと言ってくれた。

 

でも、息子にとってそれは男としてのプライドが許さなかった。