ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

息子の大学院生活 その1

 

息子のひきこもり脱出記 NO.28

 

息子が名古屋の法科大学院に合格して アパート探し。

神奈川の郊外と違って 地方とはいえ中部地方の中心地なので 家賃が高い。

1Kのアパートだけども、

実家に近いので時々帰ってくることができる。

荷物を分散して それでOK。

少しは こだわりが軽減してきたかな。

いや、やっぱり 分散できたからだったかな。

 

私は、神奈川の時も月1位でアパートを訪ねていたが

名古屋になったので訪ね易くなった。

 

大学生・大学院生の息子に何故そこまでするのか。

甘やかしているのではないか。

ザコンなのではないかと思われる方もあるかもしれない。

 

しかし、親に認められていないと思って育ってしまった息子は

精神的には年齢相応の育ち方をしていない。

親の愛情が必要。

無条件の肯定的関心が大切。(いつでも、見守っているよ。)

息子の話を聴いて

食事を用意して 共にして

授業料とアパート代と生活費を渡して。

「親育ち・親子本能療法」に沿ってのこと。

 

そして始まった大学院生活。

ここでも、法律の勉強は楽しかったようで

かなり良い成績で 奨学金を得ることができた。

 

息子は これは自分が頑張って得たもの

バイトができるわけではないので、小遣いとしてこれを使うと言っていた。

学費や生活費には回そうとはしなかった。

これも、「親育ち・親子本能療法」 (小遣いがもらえる)

 

ひきこもりからの回復は「育ち直し・生き直し」であるから、

年齢に関係なく、

「親の庇護が必要だったころ、遊びが必要だったころ」に戻るわけだから

甘やかしも必要となる。(子どもが要求している場合で、親の勝手な思いでやっていた

ら過干渉になる場合もあるので、注意が必要だけれども。)

 

だからこそ、息子は頑張ることができたと思っている。

そして、ここでも彼女ができた。

自分が苦労してきたから、人の気持ちが分かるので 人には優しく 好かれるよう

だった。