ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

息子と鬱とADHD その薬

今、息子はうつ病の治療薬をADHDに合う物に変えて下さったことで、

心が穏やか、落ち着いて、冷静でいられるようです。

 

今までの息子なら

試験が近づいてきても、勉強が手に着かない、

失敗したらどうしよう、

先生も期待してくれているのに、

決まりかけた就職もできなくなる、等々

悪い方へ悪い方ヘと 思考回路がぐるぐる回って

不安でうつがひどくなる状態でした。

 

今は、特別勉強の量を増やしているわけではないのに

模擬試験の成績も上がっている

落ち着いて冷静に考えることができているわけです。

 

息子はADHDと言っても、

落ち着きがなくて日常生活に支障をきたすとか

対人関係が苦手で人とうまくいかないとか

人から ???と思われるとか

そんなことはなく、

 

苦手なことは様々あってもそれは誰にでもあることで

普通に生活できています。

 

だから、その傾向はあると思っていても

医者に相談するほどの必要は感じていませんでした。

ましてや、それに対応する薬のことも。

 

でも、息子の頭の中は「とっちらかっていた」そうです。

 

例えて言うと、パソコン

色々なウインドウを開いたまま

ワードも エクセルも メールボックスも ドキュメントも ピクチャーも

ゲームも webページもいくつも

すぐに、どこにでもアクセスできる状態

何か刺激があると、すぐにそのページを見にいく

落ち着きのない状態

でも、いざアクセスすると重くて動きが悪い 時間がかかる

肝心なことができない

 

そんな頭の中だったと息子は言ったのです。

息子はずっとそれが当たり前と思ってきたようです。

 

何かをしていても

少しの音、光、気配などが気になる

少しの刺激で気持ちが動いてしまう

余分なことに気がいってしまう

 

でも、合った薬を飲んでみたら

それがクリアになって 自分の頭がすっきりしたそうです。

今までは、常に頭に色々なものが溢れて

頭が疲れている状態だったことが分かったそうです。

 

そういう話を聞くと、合う薬があってありがたいと思います。

これで、息子は救われたと思います。

 

でも、反面 薬は一生飲んでいかなければならないのかと不安にもなります。

薬に代わるものはないのだろうか

耳ツボマッサージは α波は出してはくれるけれど・・・ノルアドレナリンは・・・

今後、どのようになっていくのか見守ることしかできません。

 

薬の副作用がでないように、薬にエネルギーを送ったり

「この世で生きにくい人」は今たくさんいて、

「その人たちにはお役目がある」というエネルギーの先生の言葉を信じ

息子にも何かお役目があるのかなと考えたり

私が 今できることは

そんなことで、いいのかなあ。