ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

楽しく充実した日々

 

皆さん お久しぶりです。

1か月もblogを書いていませんでした。

でも、その間、多くの方がのぞいて下さっていて、驚き。ありがとうございました。

 

全国では台風や大雨による大きな災害が続いています。お見舞い申し上げます。

天皇の即位礼正殿の儀はずっとTV鑑賞。世界平和を願う天皇のお言葉。政府も考えて

欲しいのです。

ラグビーワールドカップ。日本代表の活躍。NHKで楽しく観戦する方法をやってい

て、それを見たら確かにルールがよくわかり、ファンになってしまいました。

 

私はというと、9月末の土日に息子のアパートの片づけを手伝いに行って、帰宅後、

blogを書こうとしたら、パソコンが立ち上がらない(`艸´4;)

10年使ってきた7だったので、もうすぐサポート期間も終わからそろそろ何とかしな

いといけないのかなあなんて思ってはいたのですが、あああああ!*1 

ハードディスクが壊れて、何とかデータを取り出してもらいました。やれやれ。

で、パソコンは買うことに・・・今はノートが主流ですね。しかも、PowerPointも入っ

ているのですね。

 

その間、ポポロの中川さんに誘われて、10月6日に高山での出張居場所づくりに参

加。11月は恵那、12月は大垣、そして1月は岐阜と、居場所での交流を広げていこ

うという計画です。お手伝いしたいという自分の願いが現実になってきています。

 

計画といえば、今、私はとんでもないことを計画しています。以前の私ではとても考え

られなかったことです。

それは、AKIRAさんの歌を、生きにくさを抱えている若者やご家族にも届けたいと思

い、AKIRAライブの計画をしていることです。AKIRAさんも喜んでくれています。

ポポロの中川さんや若者たちも協力してくれることになりました。

ライブ+交流会の計画です。高山での交流で行った「えんたくん」がとっても良かっ

たのです。これは母親大会のU39部会でもやっていました。AKIRAさんを交えて交流

会ができたら最高です!

そして、県のひきこもり地域支援センターや 市の子ども・若者自立支援センターにも

連絡して、応援してもらうことにしました。

だって、多くの人に聴いてもらいたいから。

まだ、1年先の話ですが、どれだけの方に来ていただけるか、声掛けをして動いていき

たいと思っています。

 

10月16日の夜には、岐阜市中央倫理法人会開催の講演会を聴きに行きました。

葬儀社「ティア」の富安徳久社長の講演です。

彼が葬儀を仕事に選んだわけ、「仕事と人生」を「志事と尽生」と考えてきたことのお

話でした。学校でも「命の授業」の講演をしていらっしゃるとのこと。

生きづらさを抱えている若者やご家族にも聴いてほしいお話でした。早速、名刺交換し

すると、是非させて欲しいとのこと。AKIRAライブの次にポポロに紹介したいと思いま

した。

 

19日の午後には、長良川おんぱくの企画として、友だちが美濃和紙の薔薇ブローチ作

の講師をしたので、それに参加してきました。

彼女が言うには、正式な折り方ではなくて、シンプルローズ・ねじねじバージョンだか

ら、簡単💛

でも、やってみるとむずかし~い! 難しいところ、ポイントのところはほとんど彼女

にやってもらった状態でした(笑)

シックに仕上げてみました。

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ねじねじのところ 分かりますか。

nagaragawa.onpaku.asia

 

続いて20日は かがみ知加子先生お話会に参加。今回は、少人数で自分の悩みなどを

相談できるということだったので、参加しました。

私はお陰様で悩みはなくなったので、今の私の方向性をみてもらいました。かがみ先生

はセラピストでもあるので。

結果、私はどんどん人を巻き込んで、広げていけばいい、一つのところに留まるのでは

なく、どんどん出ていけばいい。とのこと。このまま、やっていけばいいんだねと自信

をもつことができたのです。

そして、もう一つの収穫。災害が大きくなっている地球。壊れかかっていますよね。温

暖化ですよね。グレタさんの言うとおりだと思っています。でも、私は何も行動できな

い。それを考えて行動している仲間も来ていました。

そうか、私は、彼らに協力していけばいいんだと思いました。

 

そして、講話を頼まれているので、その内容を考えていたのですが、そうか、

PowerPointを使おう!と思ったのです。パソコンが壊れたのには意味があったのかも

と。前向きにとらえよう!

 

1か月、いろいろあったけど、充実して楽しい毎日を送ることができました。

ありがとうございました!

今日は、苺の苗植えの手伝い。明日は、友だちとランチです。

そして、来月も忙しくなりそうです。

でも、また充実した日々を送れると思っています。

 

 

 

 

 

 

*1:+_+

負けることのほうが 大切なんだ

週に1・2回は 書けたらいいなと思っていたのですが、

1週間以上たってしまいました。

その間、楽しいこと ミラクルなことがたくさんがあって 幸せを感じていました。

そんなことで、今回は「不登校・ひきこもりでいいんだ」はお休み。

 

何があったかというと

友だちからお誘いが来て(個人的に二人でゆっくり話をしたことはなかった)

  お話をして 自分の思いを確かにしたこと

岐阜県版」若者・ひきこもり共同実践交流会 いろんな「生きる」のえらびかた に

         参加して また勉強ができ 自分の思いをここでも確かにしたこと

久しぶりに 宇宙エネルギー 「光」をいっぱい受けて 幸せ!

「かみさもとのやくそく」のかがみ知加子先生の講演を聴いて

              これからの人生の過ごし方にヒントをもらえたこと

魂にひびく AKIRAライブを聴いて 感動

       いきづらさを抱えている若者にも 是非聴いてもらいたいと思ったこと

かがみ先生の講演とAKIRAライブでボランティアスタッフをして準備に関わり

       かがみ先生やAKIRAさんとお近づきになれたこと

そして、それぞれの場所で 新しい友だちに出会ったり

 以前からの知り合いとより深く関わることができたり 濃密な1週間だったのです。

勿論 その間も 勤めに行き 家事は ボチ?ボチ?

 

この経験は 少しずつ「不登校・ひきこもりでいいんだよ」のなかに 

散りばめていければと思っています。

 

今回は 一番心に残った AKIRAさんのことを少し書きます。

 

AKIRAさんはライブの途中で「負け残りジャンケン」をします。

いつもジャンケンに弱い私なのに 今回は何故か1回戦で勝ってしまった(T-T)

私に負けた友だちが 負け残りの6人に入り 景品をゲット!

 

世間では 「勝つ」ことがいいとされていますが。

AKIRAさんは「負ける」ことに意味があるといいます。

武道でもまず 「受け身」から学ぶ。

切りつけること 攻撃することから学んだら けが人ばかりが出る。

「負ける」から人の痛みが分かる

「負ける」ことで学びができ 人生が豊かになる。

 

人は「幸せになりたい」と言うけれど そんな人は幸せにはなれない

「生まれて来たこと」自体が奇跡で幸せなことに気づいていないから

それに感謝できることが すでに幸せなことだから。

 

AKIRAさんの「言葉集」 AKIRA Willから ちょっと紹介

                 (言葉集とCD 買っちゃいました)

オレたちがこの世に生まれてきた目的は、

幸せになるという幻想ではなく学ぶことだ。

誰からも褒められる良い子でいるいより、

たくさんまちがえうんと傷ついた方が人は学び成長する。

どうだい、そっちの方が豊かな人生だろ。

たとえすべてが思い通りにいかなくても、

だからこそ生きていく価値があるんだ。

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そして AKIRAさんの「勇者の石」聴いて欲しいな。

www.youtube.com

旅をしてアメリカ・インディアンの伝説から 作った曲だそうです。

障害をもつ方々の間でも 話題の曲です。

私自身は「アカジカほどの石かな」

あなたは何の石かな 勇者の石「バッファローほどの石」の方 

いるのではないですか?

息子は「バファローほどの石かな」

 

その他も 聴いてみて下さい。深いです。
 

 

 

 

 

きっかけは色々でも共通していえること

 

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.3

 

前回書いたように 不登校・ひきこもりになるきっかけは色々あります。

でも、私の娘のように 一歩手前で踏みとどまるか 

もし、不登校・ひきこもりになっても 深刻な事態にならないか

それには 共通していることがあると 体験や勉強してきたことで分かりました。

 

それは 親の愛情 寄り添い方 です。

 

いやいや 私は 子どもに愛情をかけてきた

     私は 子どものために 一生懸命やってきた

と 言われる方も多いと思いますし その通りだと思います。

親なら誰でも 子どもを愛情をもって育て大切にしています。

まして、子どもが苦しんでいたり不登校になったりすれば 

何とかしてあげたいとか 代わってあげられるものならとか 思いますよね。

 

親は 特にお母さんは 子どものためにと思い 

今まで一生懸命育ててきたのですよね。

愛情たっぷりだったし 子どもにも寄り添ってきたのですよね。

 

でも それが なぜ 親の愛情 寄り添い方なの?

 

それは 「ボタンの掛け違い」だと私は思っています。

3月に 我が家のボタンの掛け違い(義母と義弟)(夫と息子)と 

まとめの記事を書きましたので

長くなりますけど 見て下さると嬉しいです。

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親は子どもに愛情を注いでいると思っているのですが

子どものためと言っておきながら 

実は自分の 自己満足 世間体 不安などからきていないでしょうか

愛情と言っておきながら 過干渉になっていないでしょうか。

愛情のかけ方が違っていて

子どもに間違ったメッセージを送っていませんでしたか?

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過保護 甘えさせるのは良くないと 言われることがありますよね。

でも それは大丈夫なのです。

いけないのは 過干渉。

次回は 「過保護と過干渉」について書きたいと思います。

 

以前のblogを読んで下さったかた ありがとうございました。

長~~~くて 申し訳ありませんでした。<(_ _)>

 

なお、もし 個人的にお話をしたいという方がいらっしゃいましたら

コメント欄は 承認制にしましたので

コメント欄に書かれましても 

私が承認するまでは非公開ですので ご心配はいりません。

どうして・・・?

 

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.2

 

このblogのサブタイトル 「不登校でも ひきこもりでも いいんだよ」

「でも」となっていますが 

これからは もっと積極的に「で」に変えたいと思います。

もっと 肯定的な感じにしたいのです。

 

子どもが不登校をすると

「どうして? なんで行かないの?」

と親は慌てて問い詰めてしまうことが多いです。

 

でも、子どもは やむにやまれず 勇気を出して不登校したのです。

そんなに 簡単に説明できるものではありません。

 

だって、子どもだって学校へは行くものだと思っているからです。

行かなければ 親は何と言うだろう? 親に心配をかけるだろう。

行かなければ 学校や先生になんと言ったらいいのだろう。

友だちはどう思うだろう? サボってると思われないだろうか?

近所の人だって 見ているじゃないか。

皆が学校へ行っているのに 自分は何で行けないんだろう?

不登校する自分は だめな人間じゃないだろうか?

不登校したら これから先 自分はどうなるのだろう?

 

こんな不安を抱えていながら 不登校を選んだのです。

こんな不安があっても 

それ以上に自分では解決できない重いものがあるのです。

 

不登校の原因として多く挙げられているのが「いじめ問題」です。

「いじめ」は大変深刻な問題なので はっきりとした原因と言えますが

実は その他の問題の方が 不登校の原因としては多いのです。

 

いじめとまではいかなくても

友だちに合わせないと友人関係が壊れると思い 

自分を出せないでいるなどの友人関係からの疲れ とか

 

一生懸命勉強しても 理解できない 成績が上がらない

そのために 授業が楽しくない 学校がおもしろくない

もう勉強なんて嫌だ などの学業不振 とか

 

進路問題では 

ある程度の高校に入らないと将来がないと親や塾に言われ

自分もそう思って勉強しても 

成績が伸びなかったり 受験に失敗したりして 自信喪失

 

教師に 素行のことや 学習のことなどで叱られることが多く

じっくり話を聴いてもらえず レッテルを貼られてしまった感じがする

周囲からもそう見られているように感じる

 

学校では 学習にしても 生活にしても

同じように横一線にすることがいいように言われるけれど

自分はそれが上手くできない

苦手感があるものにも ただ頑張れと言われる

 

一部の例を挙げてみましたが 他にも

部活動などへの不適応問題

学校のきまり等をめぐる不信感問題(ブラック校則)

入学・進学・転入学時の不適応問題  

家庭環境に係る問題     等

小学校では母子分離不安 愛着障害も多くあります。

 

 

不登校の原因は 人それぞれで 同じことはありません。

きっかけはあっても 問題は奥深いところにある場合もあります。

本人の性格の問題 発達障害の問題 親子関係の問題 貧困などの環境の問題など

色々な問題も絡んでいることも多く

子どもに「どうして・・・?」と聞いても

子どもは一言で言えないことも多いのです。

 

もし、子どもが自分の困り感を話したとして

親がそれを受け止めて

「そうだったんだね。それは辛かったよね。今まで頑張ってきたんだよね。」

と言ってあげられるでしょうか。じっくり話を聴いてあげられるでしょうか。

 

不登校を悪いものとして 学校へ行かせなければいけないと

親としての責任感から

「そんなことぐらいで 何言ってるの。」

「それなら こうすればいいんじゃないの。」

と叱咤激励したり アドバイスをしたりしてしまうのではないでしょうか。

 

そうなると子どもは

「折角話したのに 思いを分かってもらえない。」がっかりします。

失望します。親への不信感をもってしまいます。

 

だから、原因を見つけることよりも

まず、子どもの心に寄り添ってみることが大事だと思うのです。

そうしていると、原因も見えてくると思うのです。

親が受け止めてくれると分かれば 

その安心感で 子どももボチボチと話を始めると思うのです。

 

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次回は 「きっかけは色々でも共通していえること」について書いていこうと思います。

今日も ありがとうございました。
 

不登校 ひきこもりは権利

 

今まで 息子の不登校・ひきこもりから脱出まで 

息子とのことを思い出すままに書いてきました。

また、自分が勉強してきたことや 

生活の中で感じたことなども書いてきました。

 

これからは

私が体験してきたことと勉強してきたことから得たことを

ちょっとまとめて書いていきたいと思います。

題して 不登校・ひきこもりで いいんだよ

今回は そのNO.1 不登校 ひきこもりは権利 

 

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なんで、不登校・ひきこもりでいいの?

学校へ行くのは当たり前で それができないのは だめなことでしょ?

学校へ行かなくては 将来どうなるの? 仕事に就けないでしょ?

親ならみんな 思いますよね。

まして、朝起きずに 昼頃起きてゴロゴロ ダラダラし

夜中にはゲームばかりしている姿を見れば

サボっている 怠けている 

何とかしなければ 学校へ行かせなければと思ってしまいます。

 

いじめ等で 子どもさんが親に訴えた場合なら

不登校の理由も分かり 学校へ親が相談することもできます。

 

でも、親からみたら原因が分からないことが多いのです。

 

我が家の場合は 教育虐待ということが分かっていましたが

それでも

「起きなさい!行きなさい!」

と、息子を起こそうとしたり学校へ行かせようとしたり

担任の先生や友だちの訪問で行こうと思ってくれるのではと

淡い期待をもったりしていました。

不登校でいいんだ」とはなかなか思えませんでした。

 

親が 社会常識 当たり前の世界から抜け出せなかったり

周囲からどう思われるかという世間体から抜け出せなかったりするのですよね。

 

親が 不登校している本人の辛さを考えるのではなく

親の世間常識で考えている。

 

子どもだって 本当は 仲間と楽しく遊びたい 学習したい

でも、それができない自分が情けない

学校へ行っていても 楽しくないどころか辛くなってしまう

このまま行き続けたら 自分の心も身体も壊れてしまう

 

息子も 自律神経失調症 過敏性腸炎になり

学校へ行ける状態ではなくなっていたのです。

それでも、私は病院へ連れて行き 何とか行かせようとしました。

息子も 何とか行こうとしていました。

しかし、ある日 「緊張の糸がプツンと切れた」と感じ(息子の後日談です。)

完全に不登校になったのです。

 

これは 「これ以上は無理」という息子のSOS

息子が自分自身を守ったということです。

 

不登校を選んでくれて良かったのです。

無理に行き続けて 心を病み 命を絶つということを選ばなかったのです。

 

子どもは学校教育を受ける権利はあるけれど

学校教育を受けなければならないという義務はない

反対に 休養回復が必要なとき 学校に行かないという権利もある

親は学校教育を受けたいという子どもの権利を妨げてはならない

(これが義務教育の本来の意味)

休養回復が必要な子どもを無理矢理学校へ行かせる義務はない

 

親の「こうあるべき」という視線ではなく

あくまでも 

学校で何か辛い思いを抱えている子どもの視線で

考えていきたいですね。

不登校 ひきこもりは 

自分自身を守る手段・権利なのです。

 

次回は 「どうして・・・?」について書こうと思います。

私の人生は大きく変わった・・・親が変わること

 

お盆過ぎに草取りをしていて ふと思ったことのもう一つ

「私の人生」

 

今年は梅雨が長かったし その後はすぐに猛暑になったし

草の伸びがはやい。

そして 息子の引っ越しなどで忙しかったし

いつもはお盆前に草取りをするのに 今年は十分にできず

お盆過ぎにもやっていた(その後もできておらず 草ボウボウ)

 

私は退職後も 小学校で支援の仕事をしているし

放課後児童クラブの学習支援も頼まれてやっている

そして、休日や夜には

フレンドスペースの家族会 ポポロの家族会に参加したり 

ポポロさんのお手伝いに行ったり

宇宙エネルギーの会に参加したり 耳ツボをやったり

心の勉強会に参加したり

blogを書いて発信したり

忙しく動き回っている。

在職中にカウンセリングの勉強もし

教師カウンセラーの資格もとったし

昨年・今年と 不登校訪問相談員 ひきこもり相談士の資格もとった

(いずれも 民間資格だけれど)

そして、同じような体験をしている親子の力になりたいと思っている

 

もし、息子が不登校・ひきこもりをしなかったら

退職後は 少しばかりの畑の手伝いをし(毎日草取り)

趣味のちぎり絵や音楽を楽しんで 

退職教員の会に入って 仲間と過ごしていただろうし 

母の世話をし 

多分 息子や娘の子どもたちの世話もしていただろう

ただ 平々凡々と 時を過ごしていただけだろう。

今の私とは 全く違う生活だっただろう。

 

私の元々の性格は プライドが高いけれど自信がなく

いつも周りにどう思われているか気にして行動し

決断力がない 優柔不断 

自分の思いはあっても それを表に出すことはできなかった。

内気で 人前では緊張し ネガティブな性格

自分の名前と正反対 なんでこんな名前なんどろうとも思っていた。

 

カウンセリングの勉強をしていたとき

心理テストをすると 自分が思っているいように結果も出ていた

 

ただ、自分から話すのが苦手な分 聴くことは得意だったのかも知れない。

 

息子が不登校・ひきこもりをしなければ 

きっと、その性格のまま 

自分のことを「好き」と言えないまま 過ごしていただろう。

 

私は息子の不登校の原因を 主に夫の責任と思ってきた

ただ、夫をそうしてしまったのは

夫婦関係に原因もあった

夫と私には考え方が違うところがあったし

夫は自分の考え方が正しいと思うところや世間体で考えるところが大きかった

その意見の違いがあったとき 夫は私をバカにしたり怒ったりした

それで、私は黙ってしまい

夫とそれ以上話し合おうとしなかった。

話しても無駄だろうと どうせ分かってもらえないだろうと 

私は私で勝手にやっていこうと その方が楽だしと

 

カウンセリングや親の会で

親が変わること と言われてもそんなに簡単にはできない

息子の思いはもともと聴くようにしてきたし 息子とは分かり合えているし

本当に自分が変わったら 息子は変わるのだろうか

自分の性格はいったいどうやったら変えることができるのか

私の性格を変えるというよりも

夫が変えてくれなければ意味がないのではないか。

 

そんな思いを抱えて

義弟のことがきっかけで知り合った宇宙エネルギーの先生に

家族のことで悩んでいることを話すと

「あなたが ぐちゃぐちゃしているからだめ。

 自分が思いを話さなければ。自分を変化させなければ家族がよくなるはずがない。」

と言われてしまった。

人のことを変えようとするのではなく まず自分が変わること

よく言われることだけれど、そうなんだろうかと。

 

どうせ分かってもらえない 自分だけでやっていこうと思っていた私だけれど

夫に 思い切って宇宙エネルギーの話をしてみた。

話をしてみて 意外なことに 夫は私の願いを聞き入れてくれた。

夫も息子のことは大切なのだから。

始めから諦めてしまっていた私。

でも、夫に変わって欲しいと思っていた私。

自分から働きかけることの大切さが分かった。

 

それがきっかけとなって

あの優柔不断だった私が 

これはいいかもしれないと 何か心に引っかかるものには

即!やってみよう 挑戦してみように変わった

行動できるようになった

自分の思いを人に伝えようと 自分から発信できるようになった

 

夫も私が発信したことを 受け入れるようになってきてくれた

そして、夫と息子の関係もよくなりつつある。

 

息子に 家族に 大きな問題もなく ただ平々凡々と一生を送ったとして

それはそれで 幸せだったのかも知れないが

 

今、こうやって 忙しく

皆さんのために何かお役にたてることはないかと動き回っている私。

自分がやりたいことを見つけて 大きな幸せを感じている

私には 使命があったのではないかとも思っている。

息子が私の人生を変えてくれた。

いろいろ苦労はあったけれど それが私を成長させてくれた。

私に使命があることを教えてくれた。

 

今、私は私のことを「好き」だと言えるようになった。

名前のことも気に入っている。

だから、blogのニックネームも「りのら」とし、

プロフィール画像も決めた

太陽の光のように明るく温かい心で包み込むことができる人でありたいと。

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娘がもちこたえたわけ・・・専門学校編

 

さて、娘は自分が興味のあった 音楽とデザインの世界で

どちらに進むか考え

ミュージシャンになる勉強をするより 陰の力として

音響について学ぶことにしました。

 

入学当初は 楽しく学校の様子も話してくれたのですが

しばらくすると友人関係にまた悩み始めました。

男性が多く 「何か私にだけ親切にしてくる。」と。

あれだけ充実している様子だったのに

学校へ行くのを渋り出しました。

そこで、娘の希望で1年間休学することにしました。

 

何もしないというのも と、

大手スーパーの靴の専門店でバイトを始めました。

初めのうちは 販売でしたが

慣れてくると 商品のポップも作っていたそうです。

 

そしてライブやコミケ通いも続いていました。

 

1年なんてあっという間です。

春に復学するのか・・・

そのとき はっきりしたのですが

娘はどうやら ストーカー的なことをされていたようでした。

となると、1年で復学しても その人は2年生に在学している

これは 復学できないよね。

 

と いうわけで これからどうするのか。

このままバイトで終わりたくはない。

外の 音響を学べる専門学校へいくのか 別のことをするのか。

娘の出した結論は デザインの専門学校。

進学するときに迷ったデザインの道

バイトでその面白さを知ったようでした。

 

デザイン専門学校では 多くの友だちと楽しく学び

時々は 出展した作品で賞を頂いたり

卒業制作でも 優秀賞を頂いたりしました。

 

そして、

「私は一人暮らしをしたら のたれ死ねるわ。」なんて言って

地元のデザイン会社に就職。

 

しかし、数年で物足りなくなり

東京の印刷会社に転職し コミックの予告デザインをしていました。

今は 再び転職して東京の広告デザインの会社に勤めています。

「この業界 給料安い。」と言いながら 好きな仕事を続けています。

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人生 本当に何が起きるか分からない。

色々 躓いたことはあったけれど そこから多くのことを学んだ娘です。

自分の人生を 自分らしく歩んでいっています。

人生に無駄なことは 一つもない。

困難なことは 自分を成長させてくれるのです。

 

娘の話を 先回りせずに ただ聴いてきたこと

何があったのか知りたい思いはあったけれど

言いたくないこともあるだろうから 根掘り葉掘り聞かなかったこと

それが良かったのではないかと思っています。

私は 娘がすることをただ見守っていました。

娘の人生ですから

娘が自分自身で考え 自分自身で道を開いていったのです。