ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

娘がもちこたえたわけ・・・専門学校編

 

さて、娘は自分が興味のあった 音楽とデザインの世界で

どちらに進むか考え

ミュージシャンになる勉強をするより 陰の力として

音響について学ぶことにしました。

 

入学当初は 楽しく学校の様子も話してくれたのですが

しばらくすると友人関係にまた悩み始めました。

男性が多く 「何か私にだけ親切にしてくる。」と。

あれだけ充実している様子だったのに

学校へ行くのを渋り出しました。

そこで、娘の希望で1年間休学することにしました。

 

何もしないというのも と、

大手スーパーの靴の専門店でバイトを始めました。

初めのうちは 販売でしたが

慣れてくると 商品のポップも作っていたそうです。

 

そしてライブやコミケ通いも続いていました。

 

1年なんてあっという間です。

春に復学するのか・・・

そのとき はっきりしたのですが

娘はどうやら ストーカー的なことをされていたようでした。

となると、1年で復学しても その人は2年生に在学している

これは 復学できないよね。

 

と いうわけで これからどうするのか。

このままバイトで終わりたくはない。

外の 音響を学べる専門学校へいくのか 別のことをするのか。

娘の出した結論は デザインの専門学校。

進学するときに迷ったデザインの道

バイトでその面白さを知ったようでした。

 

デザイン専門学校では 多くの友だちと楽しく学び

時々は 出展した作品で賞を頂いたり

卒業制作でも 優秀賞を頂いたりしました。

 

そして、

「私は一人暮らしをしたら のたれ死ねるわ。」なんて言って

地元のデザイン会社に就職。

 

しかし、数年で物足りなくなり

東京の印刷会社に転職し コミックの予告デザインをしていました。

今は 再び転職して東京の広告デザインの会社に勤めています。

「この業界 給料安い。」と言いながら 好きな仕事を続けています。

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人生 本当に何が起きるか分からない。

色々 躓いたことはあったけれど そこから多くのことを学んだ娘です。

自分の人生を 自分らしく歩んでいっています。

人生に無駄なことは 一つもない。

困難なことは 自分を成長させてくれるのです。

 

娘の話を 先回りせずに ただ聴いてきたこと

何があったのか知りたい思いはあったけれど

言いたくないこともあるだろうから 根掘り葉掘り聞かなかったこと

それが良かったのではないかと思っています。

私は 娘がすることをただ見守っていました。

娘の人生ですから

娘が自分自身で考え 自分自身で道を開いていったのです。