ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

久々の 親子の絆カウンセリンググループワーク

皆さん 大雨の被害は大丈夫でしたか

特に九州の方は大変な被害に遭われていますよね。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします

岐阜でも 飛騨や東濃などでは 被害がでました

幸い岐阜市は大雨警報こそでましたが

ありがたいことに さほどの雨ではありませんでした

学校は二日間とも 自宅待機の後 休校となってしまいました

 

 

7月4日(土) 

コロナの影響で中止になっていたフレンドスペースの

名古屋開催

親子の絆カウンセリンググループワークに夫と参加しました

 

いつものメンバーが ほぼ お集り

そして 新しい方も3名 一組はご夫婦

 

新しい方は 今のお子さんの状態

家族も大変で 苦しんでいる

 

でも、いつものグループの方々は 

何かしら お子さんに変化が起きている

 

我が家は 一度ぶり返してしまい

このグループに参加しているので

メンバーとしては まだ新しい方だが

不登校・ひきこもり年数は 自慢ではないけれど

(どういう自慢?) 一番古い

 

しかし、結果も 一番出ている

 

親子が絆を取り戻すことができたら 結果はでる

希望をもってください

そんなことを 新しい方にお伝えしました

 

あるお父さんが

「コロナを治す薬は できていない。

 ひきこもりを治す特効薬もない。」

「行政や公の相談機関に頼っていても 直してはもらえない。

 親が大切なんですよ。」

と、言われました。

 

私は思わず 拍手 👏パチパチパチパチ

(この方 実は 初めのうちは 治す方法はないのか どうしたらよいか知りたいと

 いつも先生に言っていた方)

 

何年も勉強していると 難しいお父さんも変化するんだな

そして、娘さんも 息子さんも 変化をしている

 

ひきこもる原因

きっかけとなるできごとは 人によって違うけれど

社会に合わせられない自分をだめな人間だと思ったり

結果を出せない自分を責めて 精神的に参ってしまったり

一生懸命やってきて 疲れ果ててしまったり

 

そして根底にあるのは

ありのままの自分を認められない

どんな自分でも 自分は自分でいいと思えない

自己受容ができない

自己肯定感の低さ

 

これは育ってきた過程での問題 本人の問題ではない

結果主義の世界で生きてきて 失敗をだめだと思うこと

できたことは褒められるが できないことは責められてきた

本人を育ててきた親や教育など そして社会そのものの問題

 

だから、ひきこもりは

甘えている 何で仕事をしないのだと

本人を責めて回復できる問題ではない

 

本人が一人で考えていても

ダメな自分を責め続けて 負のスパイラルに陥ってしまう

 

そこで親が必要 居場所が必要

ひきこもりの人が 育ちなおしをするために

 

乳幼児のときのように 

存在を丸ごと受け入れられ愛され認められること

これは親ができる大切なこと

この経験があると

自分が自分でいい ありのままの自分でいいと

 

そして、支援者は丁寧に話を聴いて寄り添い

継続的に相談に乗り一緒に考えていく

ご本人が負の考えのスパイラルから抜け出る気づきのきっかけをつくる

居場所で 同じような経験をした仲間とふれあい

対人関係の壁を乗り越えていく

 

ひきこもり支援は 就労支援で

生活リズムをつくること 生活を立て直すことを

言われる支援者が多いですが

ひきこもり支援は就労支援ではなく

本人のアイデンティティーを育てていく支援だと思うのです

 

日本社会が 変わっていかなければならない