ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

日本母親大会 現在のひきこもり問題

 

昨日 一昨日の 続きです。

 

広木先生の提案は不登校からでしたが

ひきこもりについての質問が出て まとめで2番目に言われたことです。

 

ひきこもりの問題 

暫く前 多発した殺傷事件(川崎・福岡・練馬)

ひきこもりが原因で ひきこもりは犯罪者予備軍という考えが広まった

 

しかし、ひきこもった人は 犯罪を犯さない

 

ひきこもりは 自らの心の中に溜まったものを 

自分が悪い 自らの力で解決しようと 助けを求めてひきこもってしまう

非社会的行動

 

社会的行動とは

  私たちは一人で生きているのではなく

  家庭、学校、職場といった集団を作り社会を形成し

  その中で生きています。

 

  集団で生きていくためには、共同生活を営もうとする性質

  つまり「社会性」が必要となってきます

 

  社会的行動とは社会に適応している行動のことを言い

  ”「社会性」がある”行動とも言い換えられます。

 

他人との感情交流や自己の責務を回避する行動で、

自分の世界に閉じこもり 社会と接点をもたないのが 非社会的行動

一方 

周囲の社会に反発して、社会規範から逸脱するような行動をするのが 反社会的行動

 

だから、ひきこもりが犯罪を犯すことはないのです。

 

それなら、何故 一連のような事件が起きたのか

 

それは 

頼りにしていた親から理解してもらえない

不登校・ひきこもりに対する無理解 

そして 学校復帰や仕事復帰 就職 などを無理強いすること

自分の思いを理解しもらえないとき その怒りや絶望から

反社会的行動に移ることがある 

しかしここまでくるのは希なこと

 

今 ひきこもりが増え 長引いているのは

30年の働き方の劣化 ブラック企業といわれるもの

学校でも 企業でも

自分の名誉を傷つけられたり 人格の否定などの言葉を言われたり

それを言われたことを 自分が惨めになるので周囲にも言えない

 

これは 学校教育 社会の仕組みに原因がある

教育の本来の目的は 人格形成 一人一人の良さ 能力を伸ばすことにあるのに

現在の教育は 企業で働ける人の 人材育成になっている

人を序列化する教育になってしまっている

f:id:sunnykm-aktm-1422:20190828225756j:plain

お話が聞けたのはここまで

私たち岐阜のメンバーは 他の会場との関係もあり

終わり15分前に会場を出なければならなかったのです(T-T)

 

広木先生は まとめとして 3つお話して下さると言うことだったので

3つ目のお話は聞くことができなかったのです。

何をお話して下さったのでしょう。知りた~い!

 

私としては 

不登校やひきこもりは

悪いことではなく 自分を守るために起こした行動であること

学校や社会がそれを理解しなければならないということが

何故 未だに学校や社会に広がって行かないのだろうと 思うのです。

家族でさえまだ理解できていない人もあります。

 

お互いに 勉強していきたいですね。