ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

日本母親大会 子どもの心によりそって

 

8月初め ポポロのニュースレターに 一緒に入っていた日本母親大会のちらし

ひきこもり 不登校・登校拒否の分科会「子どもの心によりそって」が

気になりました。

助言者は神戸大学の 広木克行先生

まだ一度もお話を伺ったことがなかったのです。

 

ということで、母親大会に詳しい友だちに頼んで 参加させてもらうことにしました。

偶然友だちも 同じ分科会に参加を申し込んでいるということでした。

 

長雨も上がった 8月24日(土)と25日(日)に

団体バスで 静岡で行われる全国大会に行ってきました。

 

1日目が分科会

12時30分から17時までという 結構な時間でした。

はじめに 広木先生の方から 不登校についてのお話

がありました。(私の言葉になってしまっているので、そのままではありません。)

 

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不登校とは何か 不登校している子どもを

                どうとらえるか

そこから 考えていくことが大切

学校へ行かない子 行けない子と ネガティブにとらえてしまう

しかし、精神的に困難を感じたとき

学校へ助けを求められず 求めても叶わず

家庭に助けを求めた 勇気ある子 

どんな助けを求めているのか 親はそれを考えていく必要がある

無理解であったり 学校へ行くことを無理強いしたりすると

家庭内暴力などが起きる

 

学校は 揃えることが重視されている

国は学校は 同じことを同じように指導するように 教師に求めてくる

教師はそれに疑問を感じず 同じことを同じようにすることを 子どもに求めてくる

教師の個性で それぞれの方法で 指導することがなくなってきている

教師の人間性が失われてきている

子どもたちが学校で抱え込まされている問題

 

子どもたちは 学んでいるのではなく 学習させられている

 

学ぶことは 本人が主体的に行うこと

自分が興味をもったこと やりたいことを 自分から学ぶ 人間的な学び

 

学習は 第三者的な行い

出題された課題を 次から次へ解いていくだけ

本人の意志でなく 人間でなくてもできる

犬でも ネズミでも 餌を与えれば 学習していく

 

小さい頃から 学校へ行くこと 大学を出て良い就職をすることが幸せ

と すり込まれてきている

学校へ行くこと 就職をすることが 当たり前 そうするべき 

と 何も疑わず生きてきた

不登校したことで 当たり前のことができない自分を 否定してしまう 

 

しかし、不登校をすることで

 世界を広くし 沢山の人や自然とつながる

 学校ではできない様々なことを体験できる機会を得ることができる

 様々な多くのことを学ぶことで

 自分が何をしたいのかを見つけ 選択することができる

自分の生を 生きることができる

 

 

私も同じように 思うのです。 

教師で参加されていた多くの方も 同じような意見を述べていました。

今の学校生活は 本当に横一直線。

だれも落ちこぼれないように一生懸命というのも分かるけれど

人それぞれ 得意不得意があり よいところはそれぞれ違うのだから

良さを伸ばすことが大切だと思うのです。 

 

不登校したきっかけは人それぞれだけれど

みんな 感受性が豊かで 優しくて

今の学校のあり方に 疑問を感じていたり 合わなかったり

皆と同じように行動することが 苦しくなっている子

このまま 学校に行っていれば 自分が無くなってしまう。

子どもたちは 理由はうまく話せないけれど

そんな思いがあるのではないでしょうか。

 

いじめる子も 何か居づらく イライラして

目立って気になる子や

自分より弱そうで言いなりになりそうな子などに目をつけ

自分の気持ちを発散させているのだと思うのです。

 

非行に走る子も 

今の学校生活や社会に 不満を感じていたり

合わせることができない子

反社会的なことをして 自分の気持ちを発散さえたり 訴えたりしているのです。

 

みんな 根っこは一緒

社会や 学校のあり方を考えていかなければ 無くならない。

まずは、不登校したっていいんだよ

あなたの選択は よかったよ と、

親や周囲が理解することで、新しい道が生まれると思うのです。

(いじめや非行は よかったとは言えませんが いや やってはいけないことですが

 何故そのような行動をとってしまったのか その心を理解するのは同じです。)

 

今日も長文になってしましました。

ひきこもり いじめについてのお話は次回に。