ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

社会福祉士を目指して

 

息子のひきこもり脱出記 NO.39

 

またまた半月ぶりの ひきこもり脱出記です。

 

不登校特例校での 不満を言いながらのバイト

でも、その経験のなかで

自分が目指す社会福祉士の姿がはっきりとしてきたと思うのです。

 

バイトを初めたのが10月ですが

年明けには入試を受けたいと 11月には願書の準備を始めました。

一般教養が苦手な息子には 

志望動機の書類選考 作文 面接が重要になるのです。

そのため、志望動機書の内容を私に相談してきました。

以下は そのときのメールです。

 

 

既定の用紙に収まるように、できるかぎり短くしたものを作ってみた。
それでも長いような気がする。
既定の用紙の写真を添付してみた。今回の文字数でそれに収まるとおもうか?

難しそうなので、どこなら削れるか、短い言い回しが思いつくかなど意見が欲しい。

【縮小版】

1.社会福祉士の資格取得を目指す理由
わたしは、不登校・ひきこもり自立支援のプロになりたい希望しているが、社会福祉士資格が有益であると考え取得を目指している。支援活動は以下のような段階を踏んで行う必要がある。①親・家族と面談して状況把握する、②本人との信頼関係を築くとともに、本人の心情や悩みの原因を親や学校に理解させ協力を求める、③心理療法等で本人の自己肯定感を育む、④「居場所」等で他者との交流を図る、⑤就労や就学の支援、⑥社会復帰後のフォローなどの諸段階である。これらすべてに対応できる支援者となるには、児童、家庭、精神障害者低所得者に対する相談援助や環境調整、各種福祉制度のプロたる社会福祉士資格が最適である。

2.資格取得後のビジョン・抱負
現状の不登校・ひきこもりの自立支援事業は、生活リズムの調整や就学・就労支援を重視する傾向がある。しかし、ひきこもり等の根本原因は、親や家族、学校等の無理解による本人の自己肯定感の欠如である。ゆえに自立支援でも、親や社会が本人の気持ちを理解し、本人に寄り添うよう働きかけることが最重要である。また、本人が真の自己肯定感を得られるような、長期のサポートも重要である。そこで、私はNPO法人等で経験を積んだのちは、ひきこもり地域支援センターなどの公的機関で活躍し、親や社会の理解を促したい。最終的には独立して、各種専門家のネットワークを構築し、ワンストップで上記①~⑥のすべての段階に対応できる組織を立ち上げたい。

3.ニュースの話題を紹介し、その話題に関心を持った理由
NHKクローズアップ現代「トラブル続出ひきこもり”自立支援”ビジネス」という番組に関心を持った。不登校・ひきこもり問題が認識され始めたころから、「自立支援」の名のもとに暴力的・人格否定的な行為をする団体が問題になったが、いまはさらに悪質化していると聞いていたからである。暴力的で不当に高額な料金を取るなど露骨ものはまだ気づきやすい。警戒すべきは、本人の苦しさを理解せず、原因は甘えや生活習慣の乱れなど本人の責任と単純化し、社会復帰を急がせる風潮である。そうした風潮は、「短期間で結果を出す」などと標榜し、無理やり連れだして暴力的に指導するなど人格否定的な手法を横行させる原因になるからである。

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1年半以上前のことなので どんなアドバイスをしたかは覚えていないけれど 私も息

子が書いた内容は 不登校・ひきこもりの方を支援する根本であると思います。

それで、メールを載せてみました。

これにプラスしたいのは 親や家族への支援も必要ということです。

親や家族は ひきこもりの根本原因が分からないので「甘えや生活習慣の乱れ」という

社会の考え方に振り回され 当事者を追い詰めてしまったり 親や家族も孤立してしま

ったりしているからです。

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今日も長文を読んで頂き ありがとうございました。