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「追悼 樹木希林さん」不登校新聞

9月15日(日)に樹木希林さんが亡くなられたとき、心の勉強会に参加していたとき

の夜スマホで知りました。ビックリしました。全身ガンに侵されながら、映画やTVで

活躍されているお姿を見て、そんな様子は一切感じさせぬすごい方だなと仲間と話して

いました。

希林さんは、独自の感覚・オーラをおもちで、若い頃から老け役もこなす個性派俳優で

したね。希林さんの生きるテーマのひとつが、「人生も物も使い切る」。

これをしばく前にNHKのあさイチ プレミアムトーク で見させていただきました。

 

希林さんは、拾ってきたものでも、その豊かな感性で素敵なものに変身させて、部屋を

飾っていらっしゃいました。

そして、今回の訃報、まさに「人生も物も使い切る」一生だったのですね。

ご冥福をお祈りいたします。

 

 さて、今朝は、NHKの週間ニュースランキングの2位が樹木希林さんの訃報でした。

それを見ていて、希林さんが以前に「不登校新聞」で対談されていたことをしりまし

た。

 

希林さんのお話では、

「自分だけが助かる位置にいちゃダメなんだろうと思います。自分も降りていかないと。夫は「不良になるにも勇気がいる。」と言っていましたが、道を外す(不登校)のも覚悟がいることです。親も子も今の環境や状況を選んだわけじゃないだろうし、そうならざるを得なかったかもしれません。でも、それはそれで、親子ともどもいっしょにやっていこう、と。路上でもいっしょに生活しようというという覚悟を私ならすると思うんです。いっしょに住んでいる人はホントにたいへんだと思いますが、言って治るならとっくに治ってます。結局、親はその子の苦しみに寄り添うしかないです。最初の話(お釈迦様とダイバッタ、夫の裕也さん)の話に戻りますが、自分が成熟するための存在なんだと受け取り方を変えるのがいいのではないでしょうか。」

 

私は、その通りだと思いました。今まで、私なりにカウンセリングや親の会で勉強してきて、そのように心掛けてきました。少し油断時期もあり、長引いてしまいましたが、息子は前進しています。

今後は息子なりの人生を送っていくと思います。苦しんだこと、体験したことは全て息子の実となり種となって、芽生え、花を咲かせてくれると思っています。

 

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