ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

昼夜逆転 当たり前 

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.7

 

不登校・ひきこもりを直すために まず

   「だらだらした生活を立て直す」

   「規則正しい生活を送るようにさせる」

                という支援者がいますが

それは???

経験者の息子も 私も それは??? です。

生活が不規則で昼夜逆転し 不登校になるのでしょうか?

 

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考えてもみてください。なぜ、昼夜逆転するのでしょう。

大きく2つの要因があると思います。いや、あります。

 

1つ目 自分の存在を消している

不登校・ひきこもりをしている本人は

堂々と 「〇〇の理由で休んでいます。」と胸をはって言えるでしょうか?

周囲から肯定されていれば 言える人もあるでしょうが

 

多くの方が 学校へ行くことができない自分 仕事をすることができない自分を

情けなく思ったり 自分が悪い、だめな人間だと思ったり

自分の存在を消したくなる(自殺にも通じる)場合もあります。

 

皆が 朝、登校・出勤し 昼間は働いている

そんな時間に家にいる自分

親に起こされても 学校には行けない 仕事には行けない

自分にとって ストレスがたまる場所だ 辛くなる場所だ

行かないことを

人に何と言われるのだろうか サボっている 怠けているとしか 見えない

だから 体調が悪いことにして 寝ている。

家にいることを 周囲の人にも知られたくない。ひっそりしていたい。

そして、起きていたら 情けない自分をまた責めてしまう。

 

夕方 皆が帰宅する

夜なら 皆が家にいる

自分も家にいて当たり前 だから 安心して起きていることができる

で、何をしようか でも、することがない

TV、マンガ、ゲームで気を紛らわす

熱中していたら 情けないダメな自分を忘れていられる

何もしていなければ また学校へ行けない・仕事ができない自分を責めてしまう

親にも何か話しかけられる

話しかけられたって 今やっていることがあるから 返事をしなくてもすむ

 

こんなふうに 不登校・ひきこもりをダメなことだと思い

自分を責めているのですよ。

 

だから、親が 学校へ行かないこと 仕事に行けないことを

「今のあなたにとって 休むことも必要なことだね。大切な時間だね。」と認めれば

安心して 昼間も起きていることができるようになります。

不登校・ひきこもりを悪いことと決めつけて

「行かせよう。」としているうちは 昼夜逆転を直すのは難しいですね。

「行きたくても 行くことができない」ことが多いのですから。

自分のことを分かってくれる 分かってくれようとしていると思えば

安心して 不登校・ひきこもりをして 

昼間も起きていることができるようになります。

家が 安全な居場所になるからです。

 

次回は 2つ目の理由です。

 

 

  

学校は 命を懸けてまで 行くところじゃない

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.6

 

5日。 ことし7月、岐阜市のマンションから中学3年の男子生徒が飛び降り自殺したとみられる問題で、生徒が死亡の前日に、学校のトイレで、ほかの生徒に土下座をさせられていたことが、市の第三者委員会への取材でわかりました。第三者委員会は「生徒はエスカレートするいじめで死に追い込まれていった」としています。

 

13日。 おととし、埼玉県所沢市の中学1年生の男子生徒が自殺したことについて、市が設置した第三者委員会は、学校でのいじめがあったと認定したうえで、「勉強や部活動への苦手意識など、複数の要因が重なり自殺に至った」とする報告書をまとめました。

                          (NHK NEWS WEBより)

 

12月に入り、学校でのいじめが原因で自殺に追い込まれたことを第三者委員会が認定し

たNEWSが続きました。

 

こんな悲しい、許されない 起きてはいけない事件を聞くと、不登校・ひきこもりの人

は自分を守る道を選ぶ力のあった人だと言われていますし、そう思います。

 

不登校の原因の大きなものに「いじめ」が挙げられていますが、埼玉の事件のように

「いじめ」だけに限定できない 要因が複雑に絡み合っている場合が実は多いのです。

 

埼玉の事件では、次のように記事が続きます。

13日に公表された報告書では、自殺した男子生徒は、中学校の入学祝いで父親からもらった学用品を壊されたり、同級生から侮辱的なあだ名で呼ばれたりしていたとして、学校でのいじめがあったと認定しました。そのうえで、「勉強や部活動への苦手意識、教員や友達との関係といった複数の要因が重なり自殺に至った」と結論づけています。

 

いじめだけでなく、学校生活の様々な場面で問題があったと考えることができます。

平成29年度 文科省日本財団の統計結果を参考にしてみると、子どもたちは多くの場

面で、悩み、ストレスを抱え、自信を喪失し、体調を崩している(自律神経の乱れ)の

ではないかと思うのです。

www.tsuushinsei-navi.com

 

今日は 中・高生の不登校 ひきこもりについてです。

 

高度成長時代から 誰でも高校に進学し 大学に行く

良い大学を出ないと 良い就職先はない 裕福な生活を送ることができない

 

学校でも 良い進学校 良い大学に生徒を合格させる学校が良いとされ、親も子どもも

そのような学校を選ぶ

 

そんな学校生活だから 子どもたちはすべてに同じように成績を出すように求められる

人それぞれ 得意なことも 力も違うのに。

思うように理解できず成績の上がらない子は 自信を無くす

進路にも不安を感じる

部活に入っても それが上手くいくばかりとは限らない

友だち関係で気の合わない子、考え方のちがう子もいるけれど 

上手く合わせていかなければならない。

ストレスを感じる。対人関係でも自信がなくなる。

 

思春期を迎え、自我が芽生えだした子どもたちは 自分について考え悩んでしまう

自分をだめだと思ってしまう子もいる

学校生活が楽しくなくなってしまう子もいる。

 

そんなとき、教師に悩みを相談できる子はほとんどいない。

 

親に相談できる子も少ない。

 

そして、不登校

 

でも、実は 親の愛をいっぱいに感じて育ってきた子は

自己肯定感が高いので 

自分のありのままを認め 自分はこれで大丈夫だと 不登校にならないし

親にも ありのままの自分を出して相談ができるそうです。

(舛田先生のお話から)

 

学校へ行かなくなると、親は慌てます。うろたえます。(私もそうでした。)

何とか 学校へ行かそうと思います。

でも、そのときはもう、学校生活の悩み、疲れ ストレスで自律神経がおかしくな

っていますから無理なんですよね。

前の晩に「明日は行く」と用意していても、朝になると起きることができない。

それは、サボりでも 怠けでもない。

息子も 朝起きることができなかった。

出かけようとすると下痢をして行くことができなかった。

 

親が「行け」といえば

「親に心配かけている 自分は学校にも行けない情けない だめなやつだ。」と

ますます 自信を無くしてしまう。自己肯定感が低くなる。

{息子が そう言っていました。)

そして、親が行きたくても行けない自分の辛い気持ちを分かってくれなければ

親に反抗して口を利かなくなってしまったり 部屋に閉じこもったり

暴力をふるったり・・・

親に自分の気持ちを分かって欲しいのに

自分では 整理して上手く話すことはできず イライラ 

 

せっかく 生きづらい学校から抜けて

自分らしい生き方をさがす道を自分で選んだのに。

 

親が不登校を認め 子どもの選択を認めることができたら

子どもは徐々に安心し 悩み ストレスなどから解放されます。

 

親は子どもにとって 絶対的な存在だから

不登校のきっかけが何であれ

不登校を選んだ後、

親の対応次第でそれが長引くかどうか 決まると私は思っています。

体験から そう思うのです。

 

親が不登校を認めず「ダメなことだ」と決めつければ

自分の行動を否定され ますます自信を無くし

自分の気持ちを分かってもらえなければ 反抗し

問題が深刻化していきます。

 

親が自分のことを認めてくれていると思えば

安心して 不登校・ひきこもりをし

自分で 自分が生きる道を考えていきます。

だって、自分の人生ですから 自分が決めるものだと 

子どもも分かっているし 考えています。

 

子どもが迷ったり 相談に乗って欲しいと思えば

子どもから声をかけてきたり そぶりを見せたりします。

そのとき アドバイスしたり 背中を押してあげれば いいのです。

 

完全に 息子が学校に行くことが無理と思ったときから

息子の行動や言葉を認め耳を傾けてきたときから

息子との良い関係が続いています。 

息子は自分のやりたいことを見つけ 今 やりがいをもって働いています。

 

一気に クリスマスとお正月 楽しんでしまいました

今日、12月8日(日)

午前は 勤務先の学校で 餅つき大会

午後は 友達主催の クリスマスJAZZLIVE

一日 楽しみました

 

餅つき大会では 全校の子どもたちと地域の方々500人ほどが体育館に集合

グループに分かれ 地域の方々に教えていただきながら 

餅つきと花餅づくりを 体験しました。

ついたお餅は 地域の方があんこ餅と黄な粉餅にして下さり

地域の方が作って下さった トン汁もいただきました。

地域の方々に感謝して 子どもたちといただきました。

 

5年生の子どもたちが 地域の方々に教えていただきながら

1年かけて 手作業での稲作を体験

収穫したもち米での 餅つき大会でした。

地域の方々に支えられ教えられ

子どもたちも私も楽しむことができました。

 

岐阜でも最近はあまり見られなくなった餅つき

臼と杵でなく 餅つき機に変わったり 

核家族化して 行われなくなったりしています。

だから この餅つき大会は

日本の伝統・協力の心を子どもたちに伝えていく良い会だと思いました。

 

手作業で農業を行い 餅つきをしてこられた 今のお年寄りがいなくなったら

この「餅つき」というお正月を迎えるための大切な日本の季節行事は

どうなってしまうのでしょうね。

そんなことも考えてしまいました。

地域の若い方々に伝えていく 大切な機会でもあるのかなと思いました。

 

 

餅つきが終わって

2時からのクリスマスJAZZLIVEに30分ほど遅れて参加

到着すると歌声が流れていたので 

ドアの外で1曲終わるまで聴いていました。

歌声が 身体の奥底まで響いてくる感じでした。

これ やっぱり 神門効果?

実はヴォーカルのみかさんは

先日、自律神経調律師の講座を一緒に受けたばかり

飯島先生に 歌う時の自律神経の整え方や

マイクの調整法のレクチャーをうけての歌声だったのです。

 

クリスマスソングをいつもと違ってJAZZで聴く楽しいLIVEでした

みかさんだけでなく フルート ピアノ ベース

そしてフラダンスも入るという 豪華なメンバーで

素敵な そして 癒される時間を空間を 過ごしました。

 

お友達手作りの ベジカツサンドとデザートもついていました。

(友達主催のイベントに いつも食事を用意してくれる友達です。)

お餅とトン汁でお腹いっぱいだった私ですが

始めは食べられないといいながらも

美味しくて 全部頂いてしまいました。

だから 私は夕食はなし。

夫に夕食は作りましたけどね。

 

今日は1日楽しみましたけど

まだ、大掃除していないのですよね・・・

頑張らねば

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自分を 整えていこう

12月に入り一気に寒くなってきましたね。

 

 私は11月30日(土)と12月1日(日)の二日間、岐阜各務原で開かれた 神門メソッ

ト 自律神経調律師基礎講座・養成講座に参加してきました。

 昨年 4月に講座があり そのときに受けて自律神経調律師になりました。

今回は再受講で復習になります。

この講座は普段は東京でしか受けることができない。

いつもお忙しい 飯島敬一先生が わざわざ岐阜の地に来て下さる。

この機会を逃したら いつ受けることができるのか。

これは絶対に受けなければならないと参加しました。 

 

もともと、受けたきっかけは 

不登校やひきこもりは ストレス社会で自律神経を

やられてしまったことで起きることが多い。

息子もそうでした。自律神経失調症。そして、強迫神経症うつ病

だから,「自律神経を自分で整えることができる」と聞いて、

伝えていくことができたらと、資格をとったのです。

 

飯島先生はとっても熱い思いをおもちです。

ここ60年で科学が大きく前進し大きく変わった世界

便利さとともに私たちが失ってきたものも大きい。

ストレスフルな社会

電磁波が飛び交っている社会

壊れかかっている地球

人間もおかしくならないわけがありません。

 

昭和生まれの私たちは あと何十年も生きるわけでもないのでいいですが 

でも、平成・令和生まれの若者や子ども、赤ちゃんは 

この社会・地球で生きなければならない。

発展してきた社会を後戻りすることはできない

IT社会で生きていくことが当然な世界

 

昭和生まれの私たちができることは 守る方法を伝えていくこと

神門を引っ張て自律神経を整える

自分の体は自分で調整して 自分でメンテナンスして

自分自身で守る方法があるということを

 

自律神経は 自分自身の司令塔で

全身の血管や内臓などを無意識に調整している神経で

交感神経と副交感神経がやじろべえのようにバランスをとっていて

そのバランスが崩れると 体の不調が現れる

 

耳には全身のツボがあって

「神門」というツボを刺激すると 自律神経を調整することができる。

だれにでも簡単にできて 効果もすぐわかる

だから、それを伝えていきたい。

 

また、自律神経調整して 自分を整えることができると

他の人にも良い影響を与えることができる。

歩くパワースポットになれるのです。

 

地球には磁場があることは 皆さんご存じでしょう。

地球上の私たちにも 同じように磁場(トーラス体)があります。

自分は 肉体だけでなく そのトーラス体を含めた全体が自分なのです。

だから 自分を整えるということは トーラス体も整うということ

そして、自分の周りにいる人も物も整うということ

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だから、自律神経調律師として 自律神経の整え方を伝えていこう

そして 自分を常に整えて 周りの人たちに 良い影響を与えていけるようにしたい

 

shinmon-m.jp

 

奈良 いいなあ

友だちに誘われて 22・23日に奈良へ行ってきました。

奈良公園には 何度か行ったことはあるのですが、今回は未体験の奈良!

 

いつもは 彼女との旅は私が計画するのですが

今回は 奈良で彼女の趣味のオカリナコンサートがあり、

その足で奈良か京都へ行こうということになりました。

 

わざわざ奈良までコンサートを聴きにいくなんて すごいなあ 

いつからそんなに熱心になったのかなと思いながら

私も音楽は好きなだし、この秋、旅行に行っていないし。

と、行くことに。

 

行きの新幹線「こだま」のなかで

2日目にどこへ行こうかと相談

いつもと違うところへ行きたいと

奈良の紅葉スポットを調べておいて 

室生寺」と「長谷寺」を 彼女に提案

彼女が持っていたパンフレットから「橿原神社」も候補に

でも、位置関係まで調べる間もなく 京都に到着。

JR奈良線で奈良まで。

 

さて、コンサートは 2時から やまと郡山城ホールで

奈良からは近鉄で郡山へ

 

オカリナの澄んだ それでいて 素朴で温かみもある音色にうっとり

クラシック音楽とは少し違った気軽さと

手軽に楽しめるけれど 奥深さもあるなあ なんて思いながら

すてきな2時間を過ごしました。

オカリナもいいなあ

彼女がハマったわけも分かる気がしたのです。

 

近鉄郡山駅に戻ると

橿原神宮は同じ路線だったことが分かり 

二人で「行きたい💛」

でも、もう4時過ぎ 閉門時間に間に合わずあきらめ

 

近鉄奈良駅に戻って 観光案内所に行き

3か所の行き方を尋ねると

バッチリ 3か所とも近かったのです。

「これなら回れそう💛」

 

ホテルお勧めの 奈良素材が味わえる

「奈良めし板焚屋」で夕飯

少し飲んで たくさんいただきました。

美味しかった 満足 お腹いっぱい!

 

ホテルに戻って

案内所のお姉さんに教えていただいたルートと

乗換案内とにらめっこ

3か所回るのは忙しいかな 帰りが遅くなるかなと

お寺2か所より 神社もあった方がいいかなと

室生寺」「橿原神宮」に決めて就寝

 

2日目 いよいよ紅葉の奈良観光

 

JR奈良駅を予定していたよりも1本前の電車に乗ることができ

そして乗換もスムースにいき 最後はバスで「室生寺」に到着

山なので 期待していたように紅葉がきれい

ひなびた 落ち着いた 清楚なお寺によく映えていました。

あまり大きな規模でなく 派手さもないのは 「女人高野」だからでしょうか。

 

仁王門前で御朱印をいただいたのですが、

何種類もあるのですね。

迷って 灌頂堂「本堂」別名 悉地院の御朱印を頂きました。

1番に書いてあった本堂の御朱印なので。

そして、「紅葉祭り」特別の御朱印も頂きました。

 

本堂へ上がって お参りをし

ここでは ご本尊「如意輪観音」の御朱印も頂けました。

あと、奥の院でも御朱印が頂けるそうです。

二人とも 足には自信がないので 五重塔までで引き返しましたけど。

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ここの名物は「焼き草餅」のようで お土産に購入

ヨモギ入りの大判焼きが美味しそうで 食べ歩きしてしまいました。

これも もちもちで美味しかったです。

 

予定より早く「室生寺」を参拝できたので

「これなら 長谷寺も行ける?」

と、二人とも思って

この時期の土・日祝日のみに運行している

長谷寺」⇔「室生寺」直通バスで「長谷寺」まで。

紅葉のきれいな山道 奈良の田舎道を50分揺られて行きました。

 

長谷寺」に着いたときは もうお昼

そのためか たくさんの人出

入山券を買うための列に並びました。

すると、秋の特別拝観があり 

国宝の本堂に入り ご本尊の十一面観世音菩薩様(約10m)の 

お御足に直接触れて お参りができるという

折角の機会なので 私は特別拝観することに。(彼女は遠慮)

 

さて、仁王門をくぐると

長い登廊が続きます。これにびっくり。

室生寺」と全く趣が違います。

本堂には舞台もあり 遠くの景色も眺められます。

「お寺と言って ひとくくりにしてはいけないね。」

「来て良かったね。」「ついてるね。」

と、二人でありがたく思いました。

 

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そして、私は、特別拝観で観音様の元へ

お御足を触って上を見ても 観音様のお顔がよく見えない

それほど高かった 大きかったです。

その間 彼女は私のために御朱印を頂く列に並んでくれ

そのあと、紅葉を楽しんで待っていてくれました。

(ありがとう。感謝。勝手言ってごめんなさい。)

 

そして、何とこの23日には「もう一つ特別」が

篠笛奏者「佐藤和也」さんの演奏会があったのです。

演奏会を聴いている時間はなかったのですが

「音合わせ」を聴くことができ これだけでも幸せでした。

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次は橿原神宮に向かって 近鉄長谷寺駅

徒歩で20分ほど 門前町を通って向かいました。

お店がずらっと 思ったよりも長く 昔から栄えていたのですね。

車も人もいっぱいで 危ない危ない。

昼からもどんどんお寺に向かって行く方がいました。

篠笛のコンサートを知っていて行くのかな。

 

橿原神宮は 明治時代にできた神社なので

あまり ありがたみを感じることができませんでした。

(ごめんなさい。)

でも、広い境内なので ゆったり散歩できました。

そして七五三参りの親子の姿があちこちに。 

 

奈良駅に戻る電車で 

これに乗って行ったのは今日の朝だよね

もっと時間がたったように思える。

神様 仏様に抱かれた一日でした。

 

京都は公家文化で「雅」という感じだけれど

奈良はその前の時代「落ち着いた」良さがあるなあと思いました。

「居場所」交流in東濃 恵那で サテライト・ポポロ

ポポロの中川さんのお話では

ひきこもりの若者の声で圧倒的に多いのは「交流したい」

次に多いのは「体験を聞きたい」「情報が欲しい」です。

今まで、そのような「場」や「機会」に

恵まれなかったということだということです。

 

岐阜市には ポポロをはじめとしていくつかの「居場所」があるのですが、

そのほかの地域には支援して下さる団体はあっても

「居場所」とまでいえるところがまだないのが現実です。

 

そこで、今年度ポポロが出かけて行って、

現地の支援団体や親の会・家族会と協力して「居場所」をつくっています。

そして、単発の「居場所」でなく「恒常的な居場所」づくりを目指していきます。

 

そのために、ひきこもり当事者の方やご家族、関心を持って下さる支援者の方にも

呼び掛けて、サテライト・ポポロを開きました。

 

今回 11月17日(日)は 

10月の高山に続いて 2回目で東濃の恵那市で開催でした。

私も元ひきこもりの親として高山に次いで2回連続で参加。

息子も不登校・ひきこもり体験者として同じく2回連続で参加。

息子も自分の体験を役立てて欲しいと 

このような会には積極的に参加してくれます。

 

2回の交流会で行ったのは 「えんたくん」

5~6人で円になって椅子に座り 膝の上に

直径1メートルの段ボールの板「えんたくん」を置いて 

交流をするのです。

円卓を囲んでいるように。良い距離で話ができます。

交流しているとき 気になったことや気づいたことを

「えんたくん」の上に置いた 円の模造紙に書き込んでいきます。

 

ひとりリーダーを決めて交流するのですが

ポポロの若者(息子も)がその役を務めるています。

今回は、人数が足らず 私もリーダーをやらせていただきました。

 

高山では若者も多かったので、

ご本人が悩みを話してくれたのですが、

恵那での若者の参加は2人だけで 親が多かったので

家族関係のことや親の悩みの話が多くなりました。

ですから、私の体験に耳を傾けて下さいました。

 

家族会に参加されるのはほとんど母親で

父親が参加されるのは 本当に少ないです。

今回も ご夫婦で参加された方がありましたが

ご主人は会場に入らず 3時間車で待っていたそうです。

女ばかりでその雰囲気にしり込みされてしまったようです。

初めて交流の場に来て下さったとのことで 

それだけでありがたいから 

感謝の気持ちを伝えることが大切だねと皆さんと話しました。

 

どこのご家庭でも 当事者本人と父親の関係は上手くいかないようでした。

社会で生き抜いてきた父親にとっては

不登校・ひきこもりは甘えやなまけと映るのでしょうね。

確かに父親の言うことは正論なのですが、

傷ついている人にとってはそれは通じないのですよね。

男と女の思考の仕組み 脳の伝達の仕方が違うのです。

男は左脳で論理的にしか考えられない。

情緒と論理と両方 右脳と左脳を行ったり来たりして考える女とは違う。

互いの思考の特性を知ることも大切ですね。

 

ちっとも分かってくれないと父親を責めても

父親も自分が言っているのが正論で当たり前のことだと平行線です。

父親も子どものことを心配しているのだから,

それを母親も認めないで 責めてばかりいると

相手もそれを感じて 余計に頑なになってしまう。

話し合うこともできなくなってしまう。

 

父親も子どものことは心配している

それがどうしたら良いのかがよく分からず

今まで自分が生きてきた方法でしか考えられないと

母親が受け止め方を変えていけば

夫婦で話し合う心の余裕がでるのではないかなと思うのです。

 

もう一つ話題になったのが

不登校の子の実態

学校生活にうまく合わせることができない子

発達障害をもつ子

高学年にもなってくれば

子どもは自分が友だちとの付き合いや学校生活に生きづらさを感じてきます

すると 学校に行きたくない気持ちになってしまいます。

「無理に行かなくてもいいよ。」「休んでも大丈夫だよ。」と

言われるようになりましたが、

それを受け入れてくれる「居場所」がやはり問題なのです。

自治体では 受け入れる支援の場をつくっていますが

その呼びかけのプリントを子どもを通じて家庭に配布しています。

ですから「そんなところへ行きたくない。」というプライドが

子どもにあるそうです。

やはり、学校へは行くものだ

学校へ行かないこと 不登校は良くないことだ

という考え方がまだまだ当たり前で

いろいろな学び方 生き方があるということが根付くには

まだまだ 時間がかかりそうです。

いろいろな学びの場があり

自分が学びやすい場を選べる社会になるといいですね。

では、今はどうすればいいのか難しいです。

親が子どものありのままを受け入れ、

子どもの自己肯定感を育てていくのが大切なのでしょうか。

 

また、今回初めて顔を出してくれた若者とも話ができました。

その方はポポロの「風のたより」で はがきを送っている方でした。

思い切って参加してくれたことが とても嬉しかったです。

彼も 発達障害を抱えていて

仕事をするのに苦労をしているそうです。

やはり 彼らを受け入れてくれる事業所などの在り方も課題ですね。

 

やはり 今までこのような交流の場が少なかったためか

話が尽きず、予定時間を過ぎても話が続いていました。

それだけでも、今回サテライト・ポポロは良かったと思います。

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(この写真はGoogle画像からで 今回の「えんたくん」ではありません。

 どんなものか紹介したくて お借りしました。)

 

12月は 西濃 大垣市での開催です。

サラマンカホール 25周年ガラコンサート

 

岐阜市にあるサラマンカホールの25周年ガラコンサートへ行ってきました。

700席ほどの小さなコンサートホールですが、とても音響の良いホールです。

 

このホールの自慢は音響の良さだけではなく、パイプオルガンです。

岐阜県加茂郡白川町で オルガン工房を開いていた辻宏さんの建造です。

辻さんは スペインのサラマンカ大聖堂にあった「鳴らずのオルガン」と呼ばれていた

ルネッサンス期の古いパイプオルガンを修復し、その事業に岐阜県も協力したというこ

とで、サラマンカの名前をいただいているのです。

ですから、サラマンカホールのパイプオルガンは大聖堂のオルガンの様式を取り入れた

ものなのです。

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トランペットのように前に突き出したパイプが特徴 (facebookの写真より)

ガラコンサートの出演アーティストも素晴らしい方たちでした。

 

ウィーンフィルウィーン国立歌劇場管弦楽団の元コンサートマスター 

                   ライナー・キュッヒルさん

ウィーン国立歌劇場管弦楽団チェロ奏者で

  ニューイヤーコンサートのNHKの解説でお馴染み

              ベルンハルト直樹ヘーテンボルクさん

その弟で ピアニストの ユリアン洋ヘーテンボルクさん

ヘーテンボルクさんは3兄弟で 上に和樹さんというバイオリニストも。

そして、なんとお母様は(岐阜県大垣城主戸田家のご出身だそうです。

 

他にも岐阜にご縁の方ということでびっくりしたのが

日本を代表するギタリストの荘村清志さん。

何と、私の小中学校の先輩だったのです。

 

そして、フルートの工藤重典さん

ピアノの仲道郁代さん      など

 

 

このアーティストさんたちがソロ・デュエット・アンサンブルなどで合計13曲

 

 

サラマンカホールでのピアノソロは初めて聴きました。

もちろん仲道さんのテクニックの素晴らしさもあるのですが、サラマンカの音響もあっ

てか ピアノの音色が豊かというか輝いている感じがしました。

 

ビバルディのチェロ・ソナタは バロック時代そのままに

チェロ(新倉瞳さん)チェンバロ曽根麻矢子さん)での演奏

 

カルメン幻想曲は工藤さんのフルート

荘村さんがピアノだったものをからギターにアレンジした曲で

お二人の超絶技巧に拍手。

 

ウィーンご出身の3人で演奏されたピアノ・トリオ「美しく青きドナウ

オーケストラの曲だけれど 大満足でした。

 

パイプオルガンはバロックの古い曲というイメージですが

何と スターウォーズ・メドレー

あのラッパのようなパイプが スターウォーズにピッタリなのです。

オルガン奏者は 石丸由佳さん

 

最後に 出演者全員とサラマンカホール・フェスティバル・オーケストラも含めて

「天国と地獄」序曲

9人のソリストが全員演奏できるような曲はありませんから、

この日のために倉知竜也さんが編曲された曲なのだそうです。

本当にすごい ガラコンサートならでこそでした。

 

そして、アンコール曲「威風堂々」も。

 

 司会の朝岡聡さんのお話や出演者の方へのインタビューなどで

曲の紹介やエピソードも聞かせてもらい、音楽をより身近に感ことができました。

本当に贅沢な重厚な3時間を過ごすことができました。

 

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出演者の皆さん (サラマンカホール