ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

生活リズムを整える???

6月のポポロ家族会

久々に息子が参加してくれた

今は春日井市の青少年自立援助ホームで働いているが

将来は不登校・ひきこもりの支援もしたいと思っている

だから、月1はポポロの家族会にも顔を出したいということだ

これからは、仕事の休みを調整して来てくれるようだ

岐阜に戻って来てくれたら私も嬉しい

 

ポポロの駐車場は狭いので

昨夜、近所の駐車できそうなスペースについてLINEをした

しかし、朝になっても既読にならない

別件で連絡したいこともあったので

電話をしたが 何回しても出ない

昼になってやっと繋がった

 

と、いうわけで

2時間も遅刻してやっと参加

これがよくある息子のパターン

仕事で疲れているので仕方ない

 

こういうと甘やかしていると思う人もあるかもしれない

私もやきもきはしている

途中で、今どの辺りにいるのかと電話もした

 

でも、息子は仕事の時や

自分が任されたことがあるときは時間を守る

それでいいと私は思っている

疲れているのだから無理する必要はない

 

世のお父さんたちも

仕事で疲れ 飲酒をし夜更かしして

土日は昼頃まで寝ている

やることがないから 寝ている

こんな光景はよくあることだ

 

 不登校・ひきこもりからの回復に

「生活リズムをまず整えなさい」という人も多い

 

朝日を浴びることや 夜になったら寝ることは

確かに自律神経を整えるのにはいいことだ

体調不良を訴える人は自律神経が乱れている場合が多い

 

でも、やることがないのに起きられるだろうか

起きても学校や仕事に行くことができない自分を責めて

苦しくなってしまうだけだ

家庭の暗い雰囲気を感じて

自分のせいだと責めてしまうだけだ

だから寝ている

でも、寝ていても心は安らいでいない

身体も心も疲れたままだ

だから睡眠時間がやたら長くなる

それなのに「生活リズムを整える」ことが優先されることなのか 

 

心が安らいだとき

何かやることがあるとき

何か楽しみがあるときは

人間は自然に起きることができるようになる

 

それは 不登校・ひきこもりをしていてもいいんだと思えたとき

自分を責めることがなくなったとき

 

それは 家族が不登校・ひきこもりを心から理解できたとき

今は苦しいのだから仕方がないと 温かく見守ることができたとき

不登校・ひきこもりの子が家にいても 

今まで通りの楽しい生活が家族で過ごせたとき

 

安心できる家庭があり居場所ができて

心が安らいだとき 心が安定したとき

やりたいことも出てくるし楽しむこともできる

 

心も身体も疲れきっているとき

やる気が起きるだろうか

楽しむことができるだろうか

 

「生活リズムを整える」という形よりも

「心が安らぐ楽しい家庭」「心の居場所である家庭」が大切だと私は思う