ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

昼夜逆転 当たり前 

不登校・ひきこもりで いいんだよ NO.7

 

不登校・ひきこもりを直すために まず

   「だらだらした生活を立て直す」

   「規則正しい生活を送るようにさせる」

                という支援者がいますが

それは???

経験者の息子も 私も それは??? です。

生活が不規則で昼夜逆転し 不登校になるのでしょうか?

 

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考えてもみてください。なぜ、昼夜逆転するのでしょう。

大きく2つの要因があると思います。いや、あります。

 

1つ目 自分の存在を消している

不登校・ひきこもりをしている本人は

堂々と 「〇〇の理由で休んでいます。」と胸をはって言えるでしょうか?

周囲から肯定されていれば 言える人もあるでしょうが

 

多くの方が 学校へ行くことができない自分 仕事をすることができない自分を

情けなく思ったり 自分が悪い、だめな人間だと思ったり

自分の存在を消したくなる(自殺にも通じる)場合もあります。

 

皆が 朝、登校・出勤し 昼間は働いている

そんな時間に家にいる自分

親に起こされても 学校には行けない 仕事には行けない

自分にとって ストレスがたまる場所だ 辛くなる場所だ

行かないことを

人に何と言われるのだろうか サボっている 怠けているとしか 見えない

だから 体調が悪いことにして 寝ている。

家にいることを 周囲の人にも知られたくない。ひっそりしていたい。

そして、起きていたら 情けない自分をまた責めてしまう。

 

夕方 皆が帰宅する

夜なら 皆が家にいる

自分も家にいて当たり前 だから 安心して起きていることができる

で、何をしようか でも、することがない

TV、マンガ、ゲームで気を紛らわす

熱中していたら 情けないダメな自分を忘れていられる

何もしていなければ また学校へ行けない・仕事ができない自分を責めてしまう

親にも何か話しかけられる

話しかけられたって 今やっていることがあるから 返事をしなくてもすむ

 

こんなふうに 不登校・ひきこもりをダメなことだと思い

自分を責めているのですよ。

 

だから、親が 学校へ行かないこと 仕事に行けないことを

「今のあなたにとって 休むことも必要なことだね。大切な時間だね。」と認めれば

安心して 昼間も起きていることができるようになります。

不登校・ひきこもりを悪いことと決めつけて

「行かせよう。」としているうちは 昼夜逆転を直すのは難しいですね。

「行きたくても 行くことができない」ことが多いのですから。

自分のことを分かってくれる 分かってくれようとしていると思えば

安心して 不登校・ひきこもりをして 

昼間も起きていることができるようになります。

家が 安全な居場所になるからです。

 

次回は 2つ目の理由です。