ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

息子も じっと自分をみつめていた

 

6月1日(土)の親子の絆カウンセリンググループワークの続きです。

 

静かにしているが 動き出さないのは

 気力・体力がつくのを待っている

 自問自答・自己洞察をしている

発酵食品を作るのと同じ 

 そのあいだ周囲はじっと待って 蓋を開けてもかきまぜてはいけない。

 

桝田先生が それぞれの家族に 

お宅は 動いていますね。

お宅は 静かに考えている時期ですね。ご家族が温かく見守っているから。

と、話されていき、

息子に 「君は動いているね。」と、話されました。

 

すると、息子は

「いや、考えているほうが 多いですよ。」

と、答えました。

 

確かに、息子は学校へ行ったり バイトしたり動いていました。

しかし、家にいるときは だらだらしている感じ。

必要なときは動くけれど

そうでないときは 昼夜逆転 

 

息子が 自問自答したり 自己洞察をしたりするのは

活力の元になる

精神状態の安定が図れる

と、いうことだそうです。

そして、元気でいられるのだそうです。

 

最近、息子が 自己洞察したこと

(暫く前に、息子から聴いていたこと)

 

女性や年下の人に負けたくない

自分が優位でないと精神的に安定しない

これは 父親の影響だが

男尊女卑の父親を批難していたが

自分もそうなっていた

 

どうも、自分には 共依存の傾向がある

アダルトチルドレン

困っている人 弱っている人をみると

助けることがいいことだと思い 生き甲斐を感じる

自分が そういう環境に育ったので

家庭環境に悩みをもった人には 特にそういう傾向にある

だけど、それが自分の思うように上手くいかないと

相手が悪い 俺がこれほど頑張っているのにと思ってしまう

でも、世の中 自分が思うようにいくことはまずない。

自分が正しいと信じて行ったのだから 相手がどう思おうがいいじゃないか。

世の中 いろいろな考え方の人がいるのだ。

 

このように洞察できたことで

息子は 今かなり安定してきています。

自分を洞察できたことで

「俺は 親父を越えた。」

と、言っています。

ずっと、父親にコンプレックスを抱えてきた息子だったけれど。

 

ひきこもりを良いものにするか

      悪いものにするか

それは 周囲のようすによる

 

とも、息子は言っています。

 

ひきこもりは辛い

  でも、今は心も体も疲れているからしかたない

そのように、正当化できるか

  弱い自分 ありのままの自分を 自分に落とし込むことができるか

それには 親の理解が必要

  親の百倍ほども 自分はどうするか 思い悩んでいる

  安心して ひきこもるのには 時間がかかる

それは 親が理解できたかどうか

 

今回の 自問自答・自己洞察

    発酵食品を作るのと同じ

は、桝田先生も最近 若者に聴いて 納得したことだそうです。