息子のひきこもり脱出記 No.13
今週末も 台風が日本列島に近づき、進路にあたる皆様 大丈夫でしょうか。私の住む
地方は雨風ときどきありますがお陰様で大したことはありません。皆様の地方も大きな
被害がないように祈るばかりです。
さて、息子のアパート暮らしのことです。
息子は 私が尋ねて行ったときは私と一緒に出かけました。
でも、出かける前の儀式、風呂やシャワー、トイレが長く時間がかかります。
出かけたと思えば、必ず店でトイレに駆け込みます。
電車の場合は、目的地まで着かず途中下車でトイレに。
トイレに行けば、なかなか戻って来ません。
待っている私も大変でしたが、トイレに駆け込まなければならない息子はもっと
大変だったと思います。
フレンドスペースでは、始めのころはサポーターさんもついて下さり、慣れるためのお
手伝いをしてくださいました。
フレンドスペースへ行くと必要以上に大きな声で話し、自分を鼓舞していたようで
す。気を遣っていたのでしょうね。張り詰めていたのでしょうね。
ですから、行ったあとは疲れる。
そうして、3ヶ月たったころ、お正月明けにはフレンドスペースへ行くことができなく
なってしまいました。
アパートでひきこもり状態です。
自分を知らない人たちのところでは、気兼ねなく動くことができると思っていたのです
が、知らない方々の中に入るということも、ハードルの高いことでした。
私は飛んで行きたくても行けない。2週間が長い。
カウンセラーさんと相談して、サポーターさんに時々訪問して頂くことにしました。
そして、様子をお聞きする状態でした。