ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

基本的な考え方は共通しているんだなあ

昨夜、母のサ高住から名古屋の息子のアパートへ。息子はバイトに出かけてます。

手伝いの休憩中にまたタブレットでブログを書くことに。

 

午前中に大量の洗濯をしていて、NHKの明日へ 未来塾という番組に目がいきまし

た。

アイリスオオヤマの大山健太郎会長のもとで大学生が研修するという番組でした。

アイリスオオヤマといえば、収納家具などで私もお世話になっており、近年は家電で

もシェアを広げていますよね。その飛躍の極意でした。

 アイリスオオヤマの広い工場は、ほとんどロボットで動いていて、人は見当たりませ

ん。人は、アイデアを出すことが大切で、多くの社員が企画のプレゼンをし、大山会長

がgoサインを握っていました。

 

ワンマンになるのでは、と ちょっと心配しましたが(余計なお世話ですよね。)会長

の考え方に納得でした。

 

それは、ユーザーイン発想。

ユーザーの立場で考える。

と、言ってもアンケートなどは参考にしない。アンケートではみんな同じような回答

をする。

だから、ユーザーの元へ直接出向いて、その暮らしで必要なことを自分で体感する。

その中から、アイデアを考え、練る。

 

そして、そのとき大切なことは、本気のディスカッション。

イデアを具体化するときに、必要なことだ。

 

その話を聞いて、どの世界でも考え方は共通していると思った。

不登校 ひきこもり 発達障害 精神障害 この世界にも大切なことだと思った。

相手の立場にどれだけなれるのか、理解できるのか。

自分の気持ちを理解してもらうように、言葉に出せるのか。

その言葉をじっくり聴いて、解決のために一緒に歩めるか。

 

昨夜息子と話していて、息子が言うには、専門学校の授業で映画「砂の器」を視聴して

感想を書くということがあったそうだ。そのレポートで一番良い成績をとれたそうだ。

その訳は、みんなが書いていなかった自己否定感、アイデンティティの崩壊にまで

深めて書いたからだそうだ。

 

息子は、自らそれを体験しているので、そこまで考えることができたのだと思う。その

人の立場になって考えることができたのだと思う。

息子は苦労はしたけれど、遠回りはしたけれど、それは決して無駄なことではなかっ

たと思う。

 

自分の人生無駄なことは一つもない。

それを足場にどう前向きに進むのかだと思う。

ゆっくりでもいい。自分のペースで。

 

息子が1年ほどまえに、新井理玖君という、その方の顔を見るだけでその方へのメッセ

ージが浮かぶという不思議な力をもつ青年に書いてもらったことば絵です。

「俺にぴったりな言葉だ。」

と息子も喜んで焦らなくていいと思えたそうです。

 

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