ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

いざ、フレンドスペースへ アパート探し

息子のひきこもり脱出記 No.10

 

今日は母のサ高住に泊まり、pcではなく、初めてタブレットで挑戦です。

 

フレンドスペースに通うためにまずやらればならりのはアパート探し。

フレンドスペースは北松戸にあるのですが、どこに住むのか。

多くの居場所と違って、フレンドスペースには寮がない。

16歳の息子がひとり暮らしをする。心配でないはずがない。

でも、それより、家族や周囲から解放されて、楽になって欲しかった。

 

 

息子は、電車が好きなので、電車に乗ることを目当てに通えるのではないかと、

北松戸以外の場所に住みたいと希望した。

 

また、ワンルームでなく、2dkくらいの部屋を。

誰が聞いても贅沢な話だ。

でも、それにも訳があった。

 

息子は田舎ぐらしで、だだ広い家で育っている。

普通なら、その家で暮らせたはず。都会の狭いアパートに暮らすのは、惨めだと思っ

ていたのです。学校へ行けなくなり、強迫神経症になり、惨めな思いをしているの

に、それ以上に惨めな思いをしたくないと思ったのです。

 

まず、わたしがフレンドスペースの親の会に参加しながら、松戸でアパート探し。

千葉方面は東京でいうと下町のほうで、思ったより家賃は安い。

しかし、ワンルームに比べれば・・・

この時ばかりは、共稼ぎで良かった。

 

贅沢な話で、何を甘えさせているのだと、批判する人もあるかもしれない。

しかし、私は息子の希望を無条件に肯定したかった。

息子の希望には、息子なりの考えがあるのだから。

その中に、主人が息子が不登校になる前に息子に言ってしまった失言も息子の記憶に

残っていたこともあった。

 

主人が息子を 冬休み1週間の宿泊研修に行かせようとしたとき、

「金がもったいない。」

と息子が反発した。それに対して、

「金はいくらでもある。」

と、主人が言ってしまったのだ。

 

高校生なりに、家の経済状況はおよそ分かっていたと思う。

無茶なことを言っていたわけではないのです。

 

わたしは、息子の希望通りにして良かったと今も思っています。

息子の話をじっくり聴いて、決めたことです。

話をじっくり聴いて考えることが大切だと思っているからです。