ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

家庭 家族 自分の時間

日常生活を送るうえで、限られた24時間。

 

子育てをしていたころ、仕事をフルタイムでしていたころは、家庭・家族のために使っ

ていた時間、仕事のために使っていた時間がほとんどで、自分のための時間は睡眠時間

などだけで6時間あっただろうか?

休日でさえ、普段やり残した家事や仕事を行い、子どものために動き、自分のための時

間はない。それが当然のことと思ってきた。でも、子どものために動くことは、幸せで

した。

主人はといえば、休日はゴロゴロ過ごし家のことなど一切しない。団塊世代の男とはそ

んなもんでした。それに加え、自分の考えが全て正しいと私の話を聴こうとしない。

 

 

その中でおきた 息子の不登校 ひきこもり。

実は、娘も不登校 ひきこもりまではしませんでしたが、かなり危ない時期が何度もあ

りました。中学・高校・専門学校それぞれで。そのたびに、学校を休むことを認めたり

私に学校への不満や友人関係のことなどを話したりして持ちこたえました。

主人も息子のことがありましたし、「女だから。」とあまり勉強のことは言いませんで

したから(差別ですよね。)それも幸いしたかと思います。もし男だったら、息子にか

けた期待が下の子に移っていき、大変なことになっていたでしょうね。

 

専門学校を卒業後は、娘は家から通える会社ですきな仕事を始めました。その後、転職

し東京へ行きました。その後も転職してたくましく生きていますが、「女は損。」と、

結婚生活に憧れをもてず、未だ独身です。 そして、今も「給料少ない。貯金できな

い。」と言いながらも、自分の好きなことを楽しんでいます。(そろそろ、将来のこと

も考え始めているようですが。)

 

私も退職し、義母も特養に入って介護の必要もなくなりましたので、自分の時間を自由

に使えるようになりました。今日の予定は・・・と、色々やることがあります。

2年前に主人と喧嘩して別居していたことも、主人が家のことや自分のことをやってく

れるようになるのに役立ちました。

今でも、必要以上に主人の世話をやいていません。「私が先に逝ったら、自分が困るん

だからね。」と。

息子もひきこもり以来ずうっとアパート暮らしですし。(1ヶ月に1回は手伝いに行き

ますが。そして、何かがあったときは長電話につきあいます。)

 

と、いうことで今は、好きなことを楽しんでいます。自分のスキルアップに挑戦してい

ます。好きなことをやりたいことをやれることは本当に幸せです。

 

でも、自分の好きに行動させてくれない人がいます。

夏休みも後わずかとなり、今日一日は特に予定はなく、午後から台風の影響もありそう

だし、どう過ごそうかと計画を自分なりに立てて行動し始めたとき、主人が「手伝って

くれ。」と言いました。畑の仕事です。買い物に行こうと着替えたのに、畑用に着替え

直しです。いつもなら、断ったり後にしてもらうのですが、今日は天候のこともあり手

伝わないわけにはいかない。疲れたし汗をかいたのでシャワーを浴び、買い物は午後に

しようと思ったら、やはり台風の影響。買い物はなし。まあいいか、食事があり合わせ

のものになるだけ。急に手伝ってくれと言った主人の責任。そこのところ、まだ昔の自

分主義が抜けきらない主人です。

 

そして、私が今、自分主義になろうとしています。

お互いの時間を大切にしながら、支え合っていけるといいのですが・・・