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終戦記念日 というか 敗戦記念日 今の政治で本当に平和なのか

 今日は、終戦記念日敗戦記念日

各地で戦没者慰霊式典が行われました。

この頃、TVなどでも、戦争に関する番組が放映されています。

戦争体験者も高齢となり、あのばかげた悲惨な戦争を語ることができる方も減ってきました。(私でさえ、体験していません。知りません。)

 今、若者が体験を聞いてそれを受け継いでいこうとする動きがでてきていることが嬉しいです。

 TVを見ていると、天皇陛下をはじめとして、皆さん本当に平和を願っていると思います。でも、政府をみていると、あの言葉は本音と思えない。本当に平和のための政治をしているのかと。

 

 

 今日、ある方が「加害の歴史」を子どもたちに語っていました。

そうなんですよ。日本の明治以降の戦争は、みんな「加害」

富国強兵で海外に追いつこう追い抜こう、認めて貰おうと起こした戦争。運良く、日清・日露の戦争は勝っていましたから神国、神風が吹くと調子にのっていました。

アジアのためと言い訳をして始めた日中戦争朝鮮半島の植民地化、満州国の建立。そして太平洋戦争。真珠湾の奇襲。

勝った。勝った。で 形勢が逆転しても国民にはそれが知らされず軍国主義に教育された。武力や資源の大きな差があったのに、無謀な戦争に突入した日本。「進め一億火の玉だ」と。

この戦争をおかしいと思い反対の声を少しでも上げれば、「赤だ」「非国民だ」と非難され、捕まる。今のどこぞの国々と変わらない。

 

 そして、日本各地に空襲があり、広島・長崎への原爆。

被害にあって初めて、戦争の悲惨さ、虚しさを知った。

日本も、アジアの国々、アメリカなどの連合国に相当な被害を与えているのに。

 

 日本は、戦後その「加害者」としての反省、償いが足りなかった。だから、今もアジアの国々から戦争責任を問われている。

 もう責任は果たしたと言っても、戦争責任などをしっかり認めなければアジアの国々が納得できないのは分かる。もし、反対の立場だったら、そう思うだろう。今までの日本の指導者の政策のミスだと思う。

 

 今の自民党政治(特に安倍内閣)は、「平和」の大切さを謳いながら、「戦争の惨禍を繰り返さない」と謳いながら、やっていることはどうなのだ。

 

 原発事故の検証や処理も行われていないのに、原発再稼働を進め、海外に原発を輸出しようとしている。(戦争とは直接関係ないけど)

 世界唯一の被爆国なのに、核兵器禁止条約に参加していない。現在核兵器を所有している国々ともっと真剣に核廃絶について話し合って欲しい。核の笠の下に入っているのではなく。

 大切な平和憲法の改正。九条を変えていいのか。自衛隊を海外で武器を使えるようにしていいのか。

 沖縄の基地問題もそうだ。安保条約で日本は守られているが、そろそろ考える必要があるのではないか。

 世論では国民の多くが望んでいないことをやろうとしている。

 

日本だけでない。世界の指導者が、自国主義に陥ったとき、また戦争は繰り返す。

自国だけではなく、世界全体を地球全体を考える指導者が集まってくれたらいい。

そうしたら、戦争はなくなる。世界は地球は平和で豊かになる。

民族だ、宗教だといっている場合ではない。

 

でも、その指導者を選んでいるのは、私たち「国民」ということを忘れてはいけない。 なんで、選ばれるのだろう。

 

何もできない私が、勝手な思いを書いたが、戦争なんてやっている場合じゃない。

地球温暖化で、異常気象が世界の各地で起こっている。世界でそれに取り組まないと、地球が大変なことになる。美しい自然が壊れる。生き物がすべて、死滅する。そうなってからでは遅い。

みんなで、世界を地球を大切にしたい!!