神門 耳ひっぱり なかなかいいよ。
講座を受講してから3週間がたってしましました。
この間、息子を初めとして家族・親戚・友だちの5人に 神門スペシャル(イヤーマッサージ、神門シールなどの施術)を行いました。養成講座の宿題でした。
それぞれに体の柔軟性が増した、体の動きが良くなった、痛かったところが楽になったなどの効果がありました。
中でも一番嬉しかったのが、息子の変化です。
自律神経が乱れていて、体は熱いのに手足は冷たいという更年期障害のような感じ。
息子は不登校だった中学生のとき、TVの主婦向け番組で更年期障害のことを知り、
「俺、更年期障害かもしれん。」
と私に言ったそうです。
「そんなのは、年配の女性がなるもの、あんたには関係ないよ。」
と、私は笑って応えたそうです。私は全くそのことを覚えていませんでした。
『自律神経失調症』と言われても、どんな症状なのか私は全く理解していなかったのです。考えてみれば、更年期障害も女性ホルモンの減少から、自律神経が乱れるわけですから、息子が同じような症状になっても不思議はないわけです。息子が苦しんでいるのに、何も知りませんでした。
その息子に 耳ひっぱり神門スペシャルをやったところ
「手足が温かくなった!」
と言ったのです。やった! 血流が良くなったのです。これで長年の苦しみから脱出できるかも。
「耳ひっぱり」のいいところは、施術したあと、自分でもセルフケアができるところです。息子に教えて、朝昼晩行うように言いました。自分でやってみて、やはり変化を感じているそうです。
自律神経の乱れは、睡眠にも影響してきます。
不登校になったころ、昼夜逆転の生活。朝、起きないのも学校へ行くことができない「罪悪感」 昼間、安心して活動できず、夕方以降全ての人々が家にいて自由に活動できる時間に起き出していると思っていたのです。確かにそれもあるのですが、そればかりでなく、自律神経の乱れからきていたのです。どんなに寝ても寝足りない感じ。
不登校対策に、「生活の乱れ」を挙げ、「生活を正せば不登校は直る」と言われる支援者がよくいますが、息子に言わせれば逆で、「起きたくても起きられないから、不登校になる。」「無理に生活を正そうとしてもきついだけ。」「不登校をしている人はサボっているとか甘えているとか言って、苦しみを理解していない。」
確かに、夕方は「明日は学校へ行く。」と準備をしても、朝になると「お腹が痛い。起きられない。」という話は良く聞きます。『学校へ行く。行けるかな。』という不安が自律神経を乱しているのでしょうね。
現在は、アルバイトや学校に行くときには時刻に間に合うよう出かけることができる息子ですが、時間にあまり制限されないものは、遅れてきます。
バイトの後などは、すごく疲れ、次の日の起床はきついようです。ですから休日は昼過ぎまで起きてきません。
睡眠の乱れも、耳ひっぱりで改善できるといいなと思っています。