ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

このごろ寝不足で・・・

 最近、寝不足の日が多いです。睡眠負債ということを聞くことが多くなったので少し心配しています。

 昨夜も寝たのがAM2:00を回ってました。でも、今日は土曜で8:00に目覚めたのでまあ良かったのですけど。問題なのは、勤務のある平日。

 なぜ、寝不足か  息子の長~い話に付き合っているからなのです。

 

 息子は岐阜県の西濃の山奥にあるS学園という不登校支援の学校で、支援の方法を学ぼうとアルバイトをしています。

 息子は自分の体験やフリースペースのカウンセラーさんから学んだこと、法科大学院時代に師事した少年問題に精通した弁護士の先生から学んだこと、不登校・ひきこもり関係の書物などから、自分なりに支援に対する心構えやあり方を考えていました。(私も同じ考え方なのですが。)

 しかし、息子は自分が支援してもらった体験だけで、他での支援の様子を見たことはなかったので、紹介してもらったS学園で勉強してみたいとアルバイトを始めたのです。

 S学園のホームページには「心の安定と回復」「親の勉強会」など、不登校・ひきこもりの支援で大切なことが書かれていたので、ここなら勉強ができそうだとアルバイトを決めたのです。

 

 ところが実際に入ってみると、不登校から脱出して「進学・就職」ができればよいというかんじで、「心のケア」といったふうではないというのです。不登校に陥った心の傷・生きづらさなどをみていないというのです。子どもたちは学園でも「いい子」を演じているというのです。

 「親の勉強会」もやっていないということで、親が子どもの不登校の意味に気づけないままなのです。

 

 不登校といっても、通ったり寮生活ができるお子さんなのでS学園の方法でもなんとかなっているのでしょう。

 でも、社会にでて困難なことにぶつかったとき、再びひきこもるという危険性があると思います。(息子の話では学園で心理につい指導されている大学院の教授も心配しているということです。)

 

 息子にとってみると、

   自分が思い描いている支援とは違う!
   学園がおかしいのか? 

   学園がすばらしいと言っている人もある。

   無事社会復帰した人もある。

   自分がおかしいのか?


と、不安になり鬱病が再発してしまったのです。
 親の会や愛知県の某大学の教育学部で講演もし認められている息子なのに、自信がもてないのです。

 

 子どもの頃から父親に認めてもらえなかったこと(現在も)による自己肯定感の低さが未だに尾を引いているのです。私も褒め上手ではなかったので、カバーしてあげることができなかったのです。

 

 私が子どもが小さかったころから心がけてきたことは、仕事で忙しくても夕飯のときには子どもたちの話をじっくり聴くことでした。(家族に文句を言われても、それだけは曲げませんでした。)ひきこもってからもずっと話を聴いてきました。

 ですから、鬱になっている息子が、自分の思い・つらさ・迷いなどを延々と話すのです。話さないと悪い方へ悪い方へと自分が陥ってしまうからです。

 

 息子の「心の叫び」に耳を傾けじっくり聴いて受け止めることが今の私にできることなのです。寝不足になっても、息子の時間に合わせているのです。

 

 今日は、ブログを書いていて 0:00を回ってしまいましたね。日曜だからいいか。あっ、明日は資源分別回収だった! お休みなさい。