ありのままの あなたで

不登校 ひきこもりは 家庭の宝

こんな日もあるさ~ 自分の思いとは違った1日

今日は久しぶりに ポポロの自由市場への「耳ひっぱり」出店と家族会に参加できると

ワクワクして家を出ました。

ポポロに到着すると、スタッフのKさんがコストコから寄付して頂いたパンを車から降

ろしていました。私もすぐにお手伝い。

するとKさんが

「今日、自由市場中止だよ。連絡無かった?」

と、言われました。私の都合で毎回出店出来るわけではないので、連絡はいつもないの

ですが、10月10日に 今度は行くことを告げてあったので、どうしたのかなと思い

ました。(facebookで昨夜中止の連絡が入ったそうですが、見ていませんでした。)

Kさんや中川さんが責任者に連絡をとって下さいました。

どうやら責任者のIさんは体調不良で、Mさんは腕を骨折したとか。

これでは、開けませんよね。お二人とも大丈夫かな。早く回復されることを祈ります。

納得して、午後からの家族会は出席しようとそのままポポロで中川さんと話をしていま

した。

 

さて、家族会が始まる1時30分になりました。

どなたもいらっしゃいません。

「みなさん時間通りには来ないから。」

と、中川さん。

そう、遠くからバスでいらっしゃる方もあるし、ひきこもりの家族を置いてなのでその

ときの調子によっての方もあるし、何か用事を済ませてからの方もあるし。

ポポロはこんなふうに気楽に集まれるところがいいのです。

わたしだって、自分の都合のよい日だけ参加しているのですから。

 

でも、今日は2時30分を過ぎても珍しく一人もいらっしゃいません。

あっ、一人もではなく、私一人参加してました。

 

そこで、今日は私が中川さんを一人占め。

息子のこと、娘のこと、中川さんも娘さんのこと などの話。

息子の職探しの話から、いろいろな支援施設、ボランティア協会の話。

勤めるのではなく、自分でいろいろ考えて商売ができたら面白いと中川さんは言われ

ました。生きづらいところにこだわらず、自分の発想でできたら楽しいだろう。

ポポロはそれをめざしているようです。

 

そして、ポポロの計画のこと。

焼き芋屋さんをやろうとしているのですが、なかなか進んでいかない。

ゆっくりでいいのだけれど、「焼き芋」と考えると季節柄自ず期限が決まってくる。

ポポロの青年たちの体力の問題。

やろうと言う気持ちはあっても、すこし頑張ると疲れてしまう。

 

息子もひきこもりのころは すぐ疲れて動けなかったし、今でも疲れやすい。

私はふと息子がなぜ動けるようになったのかと思い、それを中川さんに話すと

「体力がついただけではなく、何か自信をもったと思う。」

と言われた。

確かに、息子はフレンドスペースで自信をもてた出来事があった。

 

次回かその次か 息子のひきこもり脱出記にそれを書いていくことになるだろう。

 

というわけで、今日は私の思いとは全く違う1日になったけれど、収穫もありました。

 

 

アパート探し そして引越し

息子のひきこもり脱出記 No.16

 

少しでも息子が動きやすいように、フレンドスペースがある北松戸へ引越すことに決

めた。

息子自身も動きやすいし、サポーターさんも訪問しやすいです。

 

アパートの候補は2件。

北小金のアパートはわりと新しかったのですが、この2件はかなり古い。

できるだけフレンドスペース近くがいいのですが、どちらも徒歩15分ほどはかかりま

した。

フレンドスペースは駅から5分ほどですから、駅前近くでなかなか手ごろな物件はあ

りません。

1件目は私立高校が見える高台で、高校生が通う姿が見えます。高台なので眺めは良

く気分はいいのですが、息子にとって高校生が歩く姿を見るのは心穏やかではない。

間取りもあまりよくない。どこに何を置く?

 

もう1件は線路のすぐ脇、早朝から深夜まで電車が走ってうるさい。

古くて畳を無理やり絨毯で洋室風にして、建てつけも悪い。

息子にとって大切な風呂もちょっとという状態。

 

北小金のアパートの方が数段良かった。駅から15分は同じようなものだけど。

それでも息子は引越しを決めた。

出て行きたかったのに、出て行けなかったのは本当に辛かったのだと思う。 

 

どちらかと言えば、鉄道好きな息子には音がうるさくても、電車を眺めているなら苦

にならないということで、2件目に決定。

 

1年で引越しというのは経済的にも 時間的にも痛手だ。

アパートの契約にしても、引越し業者を頼むにしても、カーテンなども買い直さなけ

ればならないし・・・

 アパートを探し歩くのも 引越し作業も時間がかかる

 

それでも引越しを決めたのは  やはり  息子のため

息子が  どうしたいのか

それを考えて  動く。

親の都合で動くのではない。

息子にとっても引越しは大変だ。何しろひきこもりなのだから、簡単に動ける人間で

はないのだから。

その息子が引越しを望んでいるのだから。

 

私は、これが今の息子にとっていいことだ、必要なことだと思ったら、すぐ動いた。

息子のことを考えていると、ピンとくる。ごちゃごちゃ考えていたって始まらない。

息子のことを理解していない夫に相談しても始まらない。

共働きで良かった!

 

1月に新生活開始。息子17才。

 

 

息子の苦しみ~ 分かってあげるのは「親」

息子のひきこもり脱出記 No.15

 

通信制高校の学習。

教材は通信制高校とあって いきなりの高校の勉強ではなく 高校教材の準備段階中学

の復習からだったので 息子にも取り組みやすいものだった。

CS放送の受信機も送られてきて、放送を聴きながら学習できる方式だった。

でも、やっぱり学習はできない。

私は高校のことは一応準備し勉強のしかたなどを話はしたが、勉強しないことについて

は仕方ないよねと思っていた。

まだ心も体も癒えていない状態だったのだから。

 

勉強どころか、そのために引っ越したフレンドスペースにもなかなか顔を出せない状態

だったのだから。

 

一人でアパートにいるのがつらい状態だったのだろうし。

何とか出て行きたいと思っていた状態だった。

でも、出て行けない。

私は、息子のアパートを訪ねたときは、一緒に美味しいものを食べに行ったり買い物に

行ったりして、外出する機会だけつくっていた。

 

夏ごろだったか 息子が言った。

「明日はフレンドスペースに行こうと思っても、目が覚めるのは昼過ぎ。

 それから支度して、電車で出かけようとしても フレンドスペースは終わってし

 まう時間になる。どうしたらいい?」

 

自律神経が狂っていて うつ病 強迫神経症もちの息子にとっては、自分の身体さえ思

うように動かすことができない状態だった。

苦しんでいた。

 

世の中には、不登校 ひきこもりを「甘え」という人がたくさんいて、

「親が甘やかすからいつまでも自立できないんだ。」

などと、本人の状態や気持ち 苦しみ をよく知りもせず無責任なことを言う。

でも、本人が一番「このままの状態ではいけない。何とかしたい。」と思い、それがで

きない自分を責めて苦しんでいることを分かって欲しい。

 

まだ、引っ越して1年のことだったが。

電車に乗ることを楽しみに通えるのではないかと決めたアパートだったが。

私は

「フレンドスペースからもっと近いところに住み直す?」

と、提案した。

息子も その方がいいかなと考え始めた。

 

親として私ができることは、

息子の言葉をよく聴いて 息子の思いを想像すること。

そして、どうしたらその思いに応えることができるのか。親ができることは何かを考え

ること。

だって、息子が自分の今の状態を打ち明けるのは、

「自分だけでは何ともできない。困っている。苦しい。何とかして欲しい。」

と、親を頼っているのだから。

 

それは、何歳だろうと関係ないと私は思う。

不登校 ひきこもりをしているということは 心に何か辛いものを抱えているのだか

ら。

それを一人で解決しようとするのは無理で、「私はだめだ。」と悪い方へ悪い方へと考

えが行ってしまうから。

人に頼り、他の考え方を知ることはとても大切なことだと思う。

親に頼り、親がそれで大丈夫なんだよと認めてくれたとき、安心して「自立」できるの

だと思う。

もともと親はそういう存在だと思う。

ただ、何らかのことで不登校 ひきこもりになり それが少し遅れているだけ。

無理に自立させようとしても、不安を抱えたままでは上手くいくはずが無い。

 

子どもと上手くコミュニケーションができていないとき、子どもは悪態をついてくるこ

ともあるし、暴力をふるってくることもある。

でも、それも親に「分かって欲しい」と訴えていること。

親だからこそ、頼りにしていること。

何を訴えているのか、子どもの心を想像し考えることが大切なのではないかと、私は思

うのです。

 

 

通信制高校への選択?

息子のひきこもり脱出記 No.14

息子のひきこもり脱出記に戻ります。

 

フレンドスペースにお世話になったとき、その紹介に通信制高校との連携がありまし

た。

 

お世話になり始めたのが 9月。

アパートでひきこもり状態に陥ったのが12月。

通信制高校への入学を決めたのが3月。

 

今、思えば  とんでもないと思える  私たちの選択❗️

 

息子はボチボチフレンドスペースに顔を出すようになっても、しばらく前は一人でフ

レンドスペースなどに出かけることができず、サポーターさんに訪問して頂いたわけ

ですし。

うつ病も発症して抗うつ剤精神安定剤睡眠薬を処方して頂いていました。

強迫神経症もひどくなっていました。

 

出かけようと思えば、薬に頼り 儀式をしなければならない状態。

好きな鉄道に乗っても、出かけ先でも、すぐ下痢をする状態。

好きで楽しみにしていた趣味の鉄道模型でも遊ぶこともできない状態。

遊ぶことでさえできない状態。遊びたいとも思えない状態。

 

こんな状態で、なぜ通信制高校の選択をしたのか。

息子は、主人のスパルタ教育で、勉強への苦手感や恐怖心もあったはずなのに。

自己肯定感が低いので、勉強に向かえば思い通りにいかない自分を責めてしまうのに。

 

今でこそ、人には色々な生き方があるという考え方が一般的になっているし、私も思

っているけれど。

あの頃は、不登校はよくない 、学校へ行かせなければという社会。

あの頃の私も、学校へ行かなくていいという思いはなかった。

高校は出て欲しいという思いがあった。

通信制と言っても附属高校なので、あわよくば大学進学も可能かという思いもあった。

不登校のころは、行けないなら休んでいい、無理に行かなくていいとは思っていたけ

れど、高校にはいずれは行って欲しいという思いがあったし、期待もあった。

学校神話に囚われていた。

 

だから、通信制高校があるのなら、行って欲しい、すがりたいと思った。

息子にその話をしたとき、息子も行くことを決めた。

 

息子はなぜ行くことにしたのか。

母親の思いを受け止めて、これ以上心配させたくないと思ったのだろう。

中学校を不登校でも、高校に一応進学したのだから、高校に未練があったのだろう。

自分の宙ぶらりんな状態が不安で、「高校生」という肩書きも欲しかったのだろう。

通信制高校なら家にいていいのだし、ひきこもりではないと思いたかったのだろう。

 出かけられなくても、家で学習するのなら、何とかできると思ったのだろう。

 

そして、4月の入学式には、親子で出席しました。

幸いのことに、常磐線から地下鉄千代田線乗り入れで、乗り換え無しで行けたので

す。

 

息子の気持ちを  〜だろう  と書きましたが、息子との話の中で感じたことなので確か

だと思っています。

親として、支援者として  当事者の話を傾聴して 、そしてその思いを憶測する想像で

きる力は大切だと言われています。

 

でも、あの頃は  息子の思いを大切にしていたとはいえ、まだまだ世間の常識に縛ら

れていた私だと思います。

 

 

 

昨日は 知り合いに耳ツボ

9月に学習支援室の仲間に耳ツボを頼まれていたのですが、9月はいろいろ動き回って

最後はダウンしていたので、行くことができず、昨日行ってきました。

 

8月のポポロ家族会と自由市場に参加したときに、耳ひっぱり 耳ツボマッサージ(神

門メソッド)をやって皆さんに喜んでもらいました。

そのとき、耳ひっぱりのやり方をハガキを見せてレクチャーしました。

そのハガキがポポロに置いてあったので、それを見て学習支援室の仲間が電話をかけて

きてくれたのです。

「自律神経があまり良くないから。」ということでした。

 

まずは、身体のチェックをしてもらって、左耳だけ耳ひっぱりをやってみました。

自律神経ゾーンをちょっと多めに。

そして、身体の動きが良くなったこと、Oリングで力が入ったことを確認してもらい、

神門メソットの素晴らしさを実感してもらいました。

そして、右耳も行いました。

耳に神門シールも貼りました。

 

そのあと、もう一人仲間が来ました。

彼もすぐに疲れが出る人。

興味をもってもらえてので、やらせてもらいました。

やはり凄さ不思議さを感じてくれました。

 

 

神門メソットの良さは、治療院などへ行かなくてもセルフメンテナンスができるという

ことです。

やり方を覚えれば お金もかからない (^_^)v

いつでも どこでも (^_^)v

副作用もない (^_^)v

 

ですから昨日も、耳ひっぱりと耳ひっぱりスペシャル(耳マッサージ)の方法をレクチ

ャーしてきました。

1日3回行うことで、自分の身体を 自律神経を 整えることができます。

何しろ耳には身体全てのツボがあるのですから。

 

 

飯島敬一先生が、セルフメンテナンスができる方法を考案されたのが神門メソットで

す。

そして その方法を色々な方法で発信されています。

 

私は、不登校 ひきこもりで悩む若者たちや そのご家族。そして、心がつらく身体に

も影響がでている方たちにも この神門メソットを知ってもらいたいと思っています。

 

日本全国に 飯島先生から学んだ「自律神経調律師」(私もその一人ですが)いますの

で、是非調べてみて下さい。

お近くで見つからない場合は、ネットでも、飯島先生はやり方をレクチャーしています

よ。

書籍もあります。

是非是非 お試しを。お薦めします。

 

www.shinmondo.com

 

 書籍

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popolo.qloba.com

命のバトン コラボ講演会のお手伝い

昨日、スピリチュアル的なことでお友達になった里江さん(といっても、親子ほど年が

離れていますが)が主催された講演会のお手伝いに行きました。

とにかく彼女の行動力は凄い!

自分が良いと感じたことは 即実行。そしてそれをやり遂げてしまいます。

多くの方を幸せにするために働くというのが、彼女が天から与えられた使命かな。

 

今回は胎内記憶研究の第1人者 池川明先生と 「ことのは語り」で全国を講演してい

らっしゃる木村まさ子さん のコラボ講演会でした。

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池川先生は 映画「かみさまとのやくそく」を観てから、講演会も2回聴いて大ファン

になりました。

木村さんは 先月 心の勉強会で偶然ご一緒し、そのお人柄に惹かれました。

ですから、今回の講演会への参加、そしてお手伝いできたことは とても幸せでした。

 

池川先生がいつも子育てで大切と言われること、信じる 応援する 認める

これができていたら 子どもは自分を大切にして 何があってもまっすぐ育つよね。

そして、魂や宇宙のお話も。

 

これは、伝え方を間違えると先生に失礼なことになるので、ここでは控えます。

 

まさ子さんは 弘法大師さんの言葉から「身口意」のお話。

思考が言葉になり、それが動作に現れる。そして所作、性格につながり、自分の運命も

つくっていく。だから、考え方は大切ですよね。

自分を見つめることが大切。側でなく真我・良心で考え見つめること。)

自分の良いところを褒めいつも笑顔でいることが大切。

難しけれど、それが、自分だけでなく 周りの人たちも笑顔にしていくんだね。

そして、これは絶対やってみたいこと。

脳は就寝10分前の感情を睡眠中ずっと持続するのだそうです。

だから、睡眠前に自分を褒めてあげるといいそうですよ。

 

次に お二人でトーク

池川先生の宇宙のお話に、まさ子さんも頷かれ付け加えられたりして 会場も盛り上が

りました。

 

お二人の優しく自然体でのお話。あっという間に時間が経ち、もっともっとお話を聴き

たいし、この場の雰囲気を楽しんでいたいと思いました。

 

懇親会にも参加させていただき、幸せでした。

お忙しいお二人ですが、次またお会いできる機会があるといいなと思います。

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アパートで ひきこもり状態

息子のひきこもり脱出記 No.13

 

今週末も 台風が日本列島に近づき、進路にあたる皆様 大丈夫でしょうか。私の住む

地方は雨風ときどきありますがお陰様で大したことはありません。皆様の地方も大きな

被害がないように祈るばかりです。

 

 

さて、息子のアパート暮らしのことです。

息子は 私が尋ねて行ったときは私と一緒に出かけました。

でも、出かける前の儀式、風呂やシャワー、トイレが長く時間がかかります。

 

出かけたと思えば、必ず店でトイレに駆け込みます。

電車の場合は、目的地まで着かず途中下車でトイレに。

トイレに行けば、なかなか戻って来ません。

 

待っている私も大変でしたが、トイレに駆け込まなければならない息子はもっと

大変だったと思います。

 

フレンドスペースでは、始めのころはサポーターさんもついて下さり、慣れるためのお

手伝いをしてくださいました。

フレンドスペースへ行くと必要以上に大きな声で話し、自分を鼓舞していたようで

す。気を遣っていたのでしょうね。張り詰めていたのでしょうね。

ですから、行ったあとは疲れる。

 

そうして、3ヶ月たったころ、お正月明けにはフレンドスペースへ行くことができなく

なってしまいました。

アパートでひきこもり状態です。

自分を知らない人たちのところでは、気兼ねなく動くことができると思っていたのです

が、知らない方々の中に入るということも、ハードルの高いことでした。

 

私は飛んで行きたくても行けない。2週間が長い。

カウンセラーさんと相談して、サポーターさんに時々訪問して頂くことにしました。

そして、様子をお聞きする状態でした。